【遠近両用】ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカル|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ
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【遠近両用】ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカル|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ
ジョンソンエンドジョンソンから発売されたワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルについておすすめのポイントを解説していきたいと思います。
2016年3月に発売された比較的新しいレンズです。
名前のとおりワンデーアキュビューモイストのレンズ素材で遠近両用としているので非シリコーンの分類となります。
今は、シリコーンハイドロゲルの素材でも遠近両用タイプが発売されているので、なぜこのタイミングでと思うかもしれませんが、ワンデーアキュビューモイストからの種類の移行であれば、目に触れる素材は同じなので良いかもしれません。
またネット通販サイトの紹介と価格比較もしますので、ぜひご覧ください。
ワンデーアキュビューマルチフォーカルのおすすめポイント
商品スペックは以下の通りです。
商品名 | ワンデーアキュビューモイスト マルチフォーカル |
種類 | 1day(遠近両用) |
素材 | Etafilcon A(非シリコーン) |
含水率(%) | 58.0 |
酸素透過率(DK/L) | 31.1 |
ベースカーブ(BC) | 8.40 |
度数(P) | +5.00~-9.00 |
加入度数(ADD) | Low(+0.75~+1.25) Mid(+1.50~+1.75) High(+2.00~+2.50) |
直径(DIA) | 14.3 |
中心厚(T) | 0.084 |
ネット通販おすすめ | |
備考 | UVカット機能付 |
基本的にレンズ素材はワンデーアキュビューモイストと変わりません。
乾燥対策としても、モイストと同様に、涙の成分に近い保湿成分が配合されていることと、ジョンソンエンドジョンソン独自のラクリオンテクノロジーという保湿成分と涙を引き寄せる技術でレンズの乾きを防ぐという構造です。
レンズカーブがややタイト気味なのは遠近両用の遠くと近くの度数を安定させるためだと思われます。
レンズサイズが少し大きいのも同様の理由だと思います。
UVカット機能はジョンソンエンドジョンソンの全てのレンズに備わっていますので、コンタクトレンズで紫外線対策を考えている方にもおすすめです。
素材として酸素透過率はアルコンから発売されているデイリーズトータルワン遠近両用(酸素透過率156)には及びませんが、トータルワン遠近両用にはUVカット機能はついていません。
対抗商品としてはボシュロムのバイオトゥルーワンデーマルチフォーカルが挙げられます。
酸素透過率、UVカット機能、レンズの柔らかさなど素材面で類似しているところがありますが、遠近両用レンズの場合は結局のところ遠近の見え方の満足が最大の決め手になるので、このあたりはあくまで参考程度で。
ワンデーアキュビューモイストの使用者はすごく多いので、年齢を重ね遠近両用を検討しているけれども、種類を変えたときのレンズ素材との相性が心配の方には良いんじゃないかなと思います。
遠近の設計について
ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルはレンズ中心が近用、レンズ周辺部が遠用の累進屈折力レンズです。
度数のつなぎが自然なため、目線の切り替えなども不要な同時視型というタイプになります。
遠用と近用の度数の間には中間距離にも対応できる度数が配置されているので基本的に全ての距離に対応できます。
と、ここまでは公式サイトにも書いてはあるのですが、実際のところは、そううまくはいきません。
眼科検査員として処方していても、遠近両用のソフトコンタクトレンズというのは処方成功率がすごく高いわけではありません。
レンズの中に多くの度数が存在するということは、見え方の鮮明さが失われます。
なんとなく見え方の幅は広がりますが、その見え方の質に満足できるかはその方次第ということです。
毎日長時間の車の運転がある方や、今まで1.5の視力が当たり前という方が遠方の見え方の質が下がって満足できるか?
あとは、もともと先にコンタクトレンズ上に老眼鏡を併用されているような方は、度数の切り替えができているので、遠近両用ソフトコンタクトレンズでその状態までもっていくことはできないうえで満足できるか?
あ、これはワンデーアキュビューマルチフォーカルがっていうことではなく、遠近両用のソフトコンタクトレンズ全般にいえることですのでお間違えのないよう。
ワンデーアキュビューマルチフォーカルは手元に合わせる加入度数が3タイプあります。
遠近が初めての方や、ある程度遠くの見え方を重視したい方は、加入度数Lowから始めましょう。
加入度数Midくらいになってくると意見が割れてくるところですね。
加入度数Lowでの近方に物足りなくなってきた方がMidに進みますが、遠方のボヤケとの勝負となります。
加入度数Lowのまま遠くに合わせている度数を少し下げることも手段としてありますので、どちらも比較してみると良いと思います。
加入度数Highになってくると基本的に近方重視と考えたほうが良いと思います。
車の運転やスポーツするとかとなってくるとちょっとつらいかもしれないです。
1日の単位で切り替えられるのであれば、加入度数を複数持つこともアリです。
例えば普段の仕事はデスクワークという方は、加入度数Mid~Highにしておいて、休日など外出する際は、加入度数Lowにするとかも使い分けだと思います。
実際にぼくはこのような使い分けを提案して合わせたりもしています。
ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルの口コミから評判を徹底チェック
毎日眼科でレンズを合わせているとリピーターの方からの評判を耳にします。
初めて合わせた時と、実際の生活で使ってみた感想には良かったり悪かったりする意見がありますので少しまとめておきます。
良い口コミ
- 見える幅が広がって職場でメガネの併用をしなくなった
- 長時間使用時の疲れが軽減した
悪い口コミ
- 遠近ともに見え方が中途半端
- 車の運転が怖い
口コミでの評判まとめ
当然ながら遠近の見え方に満足できている方にとっては良いレンズになりますが、同じ見え方でも満足に達しない方には使いにくいレンズなってしまいます。
上の方でも話しましたが、遠近両用のソフトコンタクトレンズは「遠くも近くもはっきり見える」わけではありません。
なんとなく見える幅が広がったことを良しとできるかどうかで評価は分かれてしまいます。
悪い口コミにある、「車の運転が怖い」というのも、この方に車の運転がなかったら満足して使えるかもしれません。
このように、それぞれの生活環境によって同じ見え方でも良いと思うか悪いと思うかは違うという前提で遠近両用レンズは試してもらうと良いと思います。
しつこいですが、これはワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルに限った話ではありません。
ネット通販サイト価格比較
アットスタイルとレンズクラスはほぼ価格は同じで、しかもどちらも送料無料です。
初めての方は1箱から試してみることもできますし、慣れている方はまとめ買いをすると1箱あたりの価格が安くなりますね。
さいごに
今回はジョンソンエンドジョンソンのワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルについて解説しました。
世界、国内シェア第1位のメーカーですから遠近以外で使用されている方も圧倒的に多いと思います。
ぼくの働いているお店でもジョンソンエンドジョンソンのシェアは50%ほどです。
なんでこんなに多いのかなと思われるかもしれませんが、ぼくの印象では「ほどほどに良いレンズ」だからです。
いくら人気があっても商品がダメならそのうち衰退していきますが、ジョンソンエンドジョンソンのシェアっていうのは全然落ちていきません。
それは単純に多くの方が満足できるレンズだからではないでしょうか。
遠近両用の話になれば単純なことではないのですが、メーカーの実績からも試してみる価値はあると思います。