デイリーズトータルワン遠近両用|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ
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デイリーズトータルワン遠近両用|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ
アルコンから発売されたデイリーズトータルワン遠近両用について紹介していきたいと思います。
2017年7月に発売された、シリコーンハイドロゲルのワンデータイプでは初の遠近両用レンズです。
シリコーン素材の遠近両用は2週間交換型では、アルコン、ボシュロム、メニコンから既に発売されていますが、ワンデータイプはいつも後発になります。
ぼくは眼科検査員をしていますが、近視用のデイリーズトータルワンが発売されたとき(2014年10月)には、素材のすごさに衝撃を受けましたが、まさかこんなに早く遠近両用がでてくるとは思いませんでした。
また、ネット通販での購入を考えている方に、通販サイトの価格比較もしています。
現在のところあまり多くの通販サイトでは取り扱いがありませんので要チェックです。
デイリーズトータルワン遠近両用のおすすめポイント
商品スペックは以下の通りです。
商品名 | デイリーズトータルワン遠近両用 |
種類 | 1day |
素材 | Nesofilcon A(シリコーン) |
含水率(%) | 33.0 |
酸素透過率(DK/L) | 156.0 |
ベースカーブ(BC) | 8.50 |
度数(P) | +5.00~-10.00 |
加入度数(ADD) | LO(最大+1.25) MED(最大+2.00) HI(最大+2.50) |
直径(DIA) | 14.1 |
中心厚(T) | 0.09 |
ネット通販おすすめ |
|
備考 | ウォーターグラディエントテクノロジー |
おすすめポイントを一言で言えば、すごく贅沢な素材のレンズということです。
酸素透過率も圧倒的に高く、素材の柔らかさは装用感の良さにつながりますし、アルコンの2週間交換型エアオプティクスアクア遠近両用と同じ遠近デザインなので実績もあります。
遠近の設計について
デイリーズトータルワン遠近両用の遠近デザインは、レンズ中心に近用度数を配置し、周辺に向かって、中間距離、遠くを見る度数が累進で配置されています。
中心の近用度数に設定できる加入度数は3種類ありますので、遠近両用が初めての方は、加入度数LOから選ぶと良いでしょう。
老眼の進行具合にあわせてMED、HIと加入度数をすすめていきます。
遠近両用の種類によっては、加入度数のパターンが1~3パターンと差があるのですが、デイリーズトータルワン遠近両用は3パターンの加入度数があり、年齢とともに進む手元の見え方の調整も比較的やりやすくなります。
アルコンの遠近両用レンズは、
- デイリーズアクアコンフォートプラスマルチフォーカル
- エアオプティクスアクア遠近両用
と、デイリーズトータルワン遠近両用より先に発売されているレンズがありますが、遠近の度数の入り方や加入度数のパターンは同じなので、現在これらの商品を使っている方にとって、レンズ素材のグレードアップをするのも、見え方の問題は起こりにくいのではないでしょうか。
レンズ素材について
レンズの素材については、おすすめのポイントしかないくらいです。
まずは酸素透過率ですが、ワンデータイプかつ遠近両用というカテゴリーならシリコーンハイドロゲル素材のレンズはデイリーズトータルワン遠近両用のみなので、他の遠近両用レンズと比較したときにその差は歴然です。
商品名 | 酸素透過率 |
デイリーズトータルワン遠近両用 | 156 |
ワンデーピュアマルチステージ | 42.9 |
バイオトゥルーワンデーマルチフォーカル | 42 |
しかしシリコーン素材のレンズは素材が硬くなってしまうといった弱点があります。
ですが、デイリーズトータルワン遠近両用は、ウォーターグラディエントテクノロジーという、シリコーンの酸素透過の高い素材部分をレンズコアに配置し、レンズ表面は約80%の水分で包み込む技術を採用しています。
これによって、酸素透過の高さと、直に目に触れるレンズ表面の柔らかさを兼ね備えたレンズとなっています。
検査員として現場で合わせていても、装着感や、長時間使用の評判は非常に良く、近視用のデイリーズトータルワン使用者の方からも非常に良い評価があります。
ぼくも近視用のデイリーズトータルワンを使ったことがありますが、装用直後の違和感のなさは感動ものです。
度数も幅広い
おすすめのポイントとして、遠視から近視までの製作度数範囲が広いことも挙げられるかとおもいます。
遠視度数はだいたいどのメーカーも+5.00まで製作されていますが、近視度数に関しては-9.00までしかないレンズもあります。
(ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルやバイオトゥルーワンデーマルチフォーカル)
デイリーズトータルワン遠近両用は-10.00まで対応できるのは近視の強い方にとって魅力ですよね。
ちなみにぼくは-9.50を使用しているので、助かります。
デイリーズトータルワン遠近両用の口コミから評判を徹底チェック
ぼくが眼科で直接レンズを合わせたときの、評判をまとめておきます。
発売からあまり期間が経っていませんが、最近ではリピーターの方もチラホラ来られますので、その場の印象だけでなく実際に利用した方からの反応も聞く機会がありました。
良い口コミ
- 遠方も近方も比較的見え方が安定している
- 装用感が良いのと、長時間使用でも乾燥の影響が少ない
悪い口コミ
- 加入度数をやりすぎると遠方のボヤケが強い
- 日常使用にはコストがかかる
口コミでの評判まとめ
近視用でのトータルワンの評価というのは、非常に高く、その素材を使った遠近両用タイプのレンズなので、装用感、使用感で悪い評価をされる方はほぼいません。
しかし、遠近両用タイプのレンズはやはり遠近の見え方の満足度が高くなければ意味がありません。
良い口コミにあるように、遠近の見え方が安定しているという方もいれば、悪い口コミのような遠方のボヤケを感じてしまう方もいることは、ある程度仕方がないことではあります。
ぼくが実際に感じるのは、加入度数LOWくらいで合わせられる方は、比較的全体の見え方の満足が高いですね。
やはり、より手元に合わせにいく、加入度数MEDやHIGHは遠方のボヤケを感じやすくなります。
というか、HIGHを合わせるときは、遠方の満足は無理と伝えるくらいで臨んでいます。
なので、見え方の評価をするのは加入度数によって異なってくることも事前に理解しておくほうが良いのではないでしょうか。
ネット通販サイト価格比較
安いレンズ(30枚1箱)
両眼 | レンズ代 | 1箱あたり | 送料 | 手数料 | 合計金額 | |
1箱 | 4,990円 | 999円 | 225円 | 6,214円 | ||
2箱 | 1か月 | 9,980円 | 4,990円 | 999円 | 449円 | 11,428円 |
4箱 | 2か月 | 19,960円 | 4,990円 | 無料 | 898円 | 20,858円 |
6箱 | 3か月 | 29,940円 | 4,990円 | 無料 | 1,347円 | 31,287円 |
8箱 | 4か月 | 39,040円 | 4,980円 | 無料 | 1,757円 | 40,797円 |
海外発送ですが、4箱以上で送料無料です。
そのかわり、1箱あたりに手数料が上乗せされます。
レンズラボ
両眼 | レンズ代 | 1箱あたり | 送料 | 合計金額 | |
30枚1箱 | 4,780円 | 無料 | 4,780円 | ||
30枚2箱 | 1か月 | 9,480円 | 4,740円 | 無料 | 9,480円 |
30枚4箱 | 2か月 | 18,880円 | 4,720円 | 無料 | 18,880円 |
90枚2箱 | 3か月 | 27,800円 | 4,633円 | 無料 | 27,800円 |
90枚4箱 | 6か月 | 55,520円 | 4,626円 | 無料 | 55,520円 |
こちらも海外発送ですが価格と送料無料が魅力です。
取り寄せで納期が少しかかりそうですが急がない方には良いかと思います。
さいごに
アルコンのデイリーズトータルワン遠近両用について解説してきました。
遠近両用レンズはユーザーの評価も分かれやすく、読んだだけではどんな見え方になるかイメージはつかみにくいかもしれません。
デイリーズトータルワン遠近両用は新しいレンズですが、遠近デザインはアルコンの古いレンズから踏襲されているので比較的多くの方に評価をもらっている実績のあるデザインです。
それに加えて素材の良さはダントツですので、遠近両用レンズで迷われている方にはおすすめですよ。