検査員が選ぶ2weekコンタクトレンズおすすめ3選


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以前の記事で、さんざんワンデーをおすすめしてきましたが、やはりコスト面などの事情から2weekタイプのコンタクトレンズを使用されているあなた、これから2weekタイプを検討されているあなたにオススメのレンズを紹介していきたいと思います。

 

http://aramizu.net/contact-1day/

 

ワンデーのときにもお話しましたが、コンタクトレンズの購入前には必ず眼科へ行って、目の調子や、レンズの度数、フィッティングを合わせてもらいましょう。

 

コンタクトレンズはそれ自体のデザインが異なりますので、一人ひとりに合う合わないがあります。

 

眼科で処方箋をゲットして、あとは販売店でもネットでも購入することができますので自分に合った購入方法を選択してください。

 

それではオススメの2weekを紹介していきます。

 

バイオフィニティ

 

クーパービジョンから発売さているバイオフィニティ。
国内第2位のシェアであり、ワンデーでもオススメのレンズとして紹介したメーカーです。

 

特徴としては、

  • 高い酸素透過性
  • シリコーン素材としては高めの含水率
  • UVカットは入っていない

今では比較的主流になってきている新素材シリコーンハイドロゲルのレンズです。
素材としてはもう10年ほど前からあるのですが、いつまでたっても新素材と言われています。

 

けんちゃんラーメンと同じですね。
いつまでたっても新発売でした。

 

高い酸素透過性

酸素透過率は、160。
全ての2weekタイプのレンズの中で2番目の数値です。

 

酸素透過率のこともワンデーのときにお話しましたが、レンズの品質を決めるのはココだと思います。

 

コンタクトレンズは眼に一枚の壁をつくることになりますので、より裸眼に近い状態を維持するために、各メーカーが酸素透過率の高い商品を開発します。

 

しかし、酸素透過率を高めると、素材が硬くなってしまうという欠点があります。


理由は、シリコーンです。

 

シリコーンは素材の特徴として、酸素を多く透過してくれるのですが、ソフトレンズで酸素透過性を高めようとすると、必然的にシリコーン素材の割合が多くなります。

 

そうなると、レンズを構成する水分の割合が少なくなってしまいます。

 

シリコーンの含まれないレンズ(古いレンズ)は、比較的水分量の多いレンズがほとんどでしたので、新素材シリコーンハイドロゲルへの切り替えの際に、装用の違和感がでるケースがあります。

 

実際に処方をしていても、装用感が悪く、シリコーンレンズが合わないという方もいますし、一度購入してみたものの、次回購入時には種類を戻される方もいます。

 

シリコーン素材としては高めの含水率

そこでこのバイオフィニティなんですが、シリコーン素材としては比較的柔らかい含水率48%となっています。

 

含水率とは、素材に対しての水分量の割合のことで、50%以上を高含水レンズ、50%未満を低含水レンズといいます。

 

シリコーン素材の平均的な含水率は40%前後なので、48%という数値は比較的高めであり、シリコーンの良さを出しながら、素材の柔らかさを保つ非常にバランスの良いコンタクトレンズではないでしょうか。

UVカットは入っていない

これさえ入っていれば、文句なしでランキング1位です。
今回はランキング形式というわけではありませんが、そのくらい良いレンズだとは思います。

 

しかし、検査をしているとUVカットを第一優先にされる方も一定数はいらっしゃいます。

 

そういう方は次のレンズがオススメです。

 

バイオフィニティの購入はこちらから

アキュビューオアシス

 

ジョンソンエンドジョンソンから発売されているこちらのレンズ。
国内シェア第1位のおよそ50%と多くの方に使われているレンズなのでオススメという必要もないかもしれません。

 

しかし、ジョンソンエンドジョンソンから発売されている2weekタイプのレンズは3種類あります。
もし今、ジョンソンエンドジョンソンのレンズをつかっているという方は、ちゃんと種類をわかっていますか。

 

「2weekアキュビュー」
「アキュビューアドバンス」
「アキュビューオアシス」

 

この3種類があり、オススメをしたいのは、

 

「アキュビューオアシス」です。


特徴としては、

 

  • 高い酸素透過性
  • UVカットが入っている
  • レンズカーブの選択ができる

高い酸素透過性

酸素透過率は、147。
シリコーンハイドロゲル素材。
上のバイオフィニティには劣りますが、それでもトップクラスの酸素透過率です。



ジョンソンエンドジョンソンの他2種類と比較しても圧倒的に高いです。
メーカーだけで選んでいるという方は、種類も確認してくださいね。

UVカットが入っている

ジョンソンエンドジョンソンから発売されているレンズには昔からすべてUVカットが入っています。

 

そういった流れもあってか、UVカットを第一優先にされる方はなかなかブランドチェンジをされない方もいらっしゃいます。

 

レンズカーブの選択ができる

ここもジョンソンエンドジョンソンのうまいところだと思うのですが、ほとんどの種類でレンズカーブを2種類はもっています。

 

これによって、レンズのフィッティングが合わないときでも、他メーカーに変更する前にもう一つのカーブをテストすることができるのでレンズとしてのフィッティング成功率は高くなります。

 

http://www.lensmode.com/goods/index/gc/JOS/

エアオプティクスアクア

 

国内第3位のシェアをもつアルコンから発売のエアオプティクスアクア。
個人的にこの商品は使用していますが、乾燥に強い印象があります。

 

特徴としては、

 

  • 高い酸素透過性
  • 低含水レンズで乾燥、汚れに強い
  • UVカットは入っていない

高い酸素透過率

今回紹介しているレンズはすべてにおいて酸素透過率は高いです。
エアオプティクスアクアの酸素透過率は138。
こちらもシリコーンハイドロゲル素材です。

 

バイオフィニティ 160
アキュビューオアシス 147
エアオプティクスアクア 138  となります。

 

138という数字も決して低いわけではありませんのでオススメのひとつになります。

低含水レンズで乾燥、汚れに強い

水分量のことについても上でお話しましたが、

 

バイオフィニティ 48%
アキュビューオアシス 38%
エアオプティクスアクア 33%  となります。

 

バイオフィニティのところでは低含水レンズは硬いとお話しましたが、装用時にレンズの固さが気にならなければ、固めのというのはレンズ変形が起こりにくく、乾燥に強い素材となります。

 

また水分が少ないということは、汚れも溜め込みにくくなるので、乾燥しにくいとか汚れに強いレンズをお探しの方にはオススメです。

 

しかし、汚れや乾燥ということに関しては、なかなか自覚することはできませんので、あくまで商品性能としての特徴としてとらえておく方が良いでしょう。
過度な期待は禁物です。

 

やはり、乾燥に対しては点眼をすること、汚れに対しては日々のケアの方がよっぽど重要です。

 

UVカットは入っていない

残念ながらUVカットは入っていません。

 

UVカットが優先項目に入ってくる方は、アキュビューオアシスがオススメとなります。

 

エアオプティクスアクアの購入はこちらから

さいごに

2weekタイプのオススメレンズを紹介してきました。

 

乱視用のレンズをお探しの方には、また別の機会にお話したいと思います。

 

上の3種類のレンズには、遠視用のレンズ規格もありますので、幅広く合わせることができると思います。

 

ランキング形式にしていないのは、コンタクトレンズの合う合わないは個人差になってきますので、候補を絞っておくのは良いと思いますが、合わなかったときの選択肢をもっておくことも大切だと思っているからです。

 

またワンデーとは異なり、一日の終わりにしっかりとレンズケアをしてあげないと、2週間の終わりになってくると調子が悪くなってきてしますこともあります。

 

ワンデーよりコストを抑えることはできますが、ワンデー以上にレンズの管理をしっかりと行うことが重要となりますのでお忘れのないよう。

 

最後にオススメのケア用品を紹介しておきます。