【アイコフレワンデーUV】新色グレイスメイク登場で4色展開、おすすめポイントと通販価格比較
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【アイコフレワンデーUV】新色グレイスメイク登場で4色展開、おすすめポイントと通販価格比較
国内メーカーのシードから発売されているワンデータイプのサークルレンズ、アイコフレワンデーUVから新色グレイスメイクが発売されましたので、新色をくわえた4色を紹介していきたいと思います。
まだ新色グレイスメイクはネット通販などでは購入できないと思うので、新色をすぐに試したいという方は眼科へ行くことをおすすめします。
素材などは他の3色と変わらないので、アイコフレ使用者の方には問題なく使用できるはずです。
アイコフレワンデーUVのおすすめポイント
まずは商品スペックから。
商品名 | アイコフレワンデーUV |
種類 | 1day(サークルレンズ) |
素材 | HEMA+EGDMA(非シリコーン) |
含水率(%) | 38.0 |
酸素透過率(DK/L) | 24.0 |
ベースカーブ(BC) | 8.70 |
度数(P) | +3.00~-12.00 |
直径(DIA) | 14.0 |
中心厚(T) | 0.05 |
ネット通販おすすめ | |
備考 |
UVカット機能付
|
アイコフレワンデーUVのレンズ素材について
サークルレンズなので素材の話をしてしまうと、透明(クリア)レンズとの比較で随分見劣りしてしまいます。
ワンデータイプのカラー/サークルレンズは非シリコーンの素材ばかりなので、その中で比較をしていけば、アイコフレワンデーUVは酸素透過率は上位になります。
ざっと特徴を挙げると、
- 酸素透過率は大手メーカーと大差ない
- 薄型レンズ
- UVカット機能
- 非イオン性、低含水
色の話の前に、素材について解説しておきます。
酸素透過率については、ワンデータイプのカラー/サークルレンズではワンデーアキュビューディファインモイストがトップですが、その数値は33.3です。
アイコフレワンデーUVの24.0もあまり大きな差ではありません。
現時点でワンデータイプの酸素透過率はこのくらいの数値なんですね。
レンズデザインは、中心厚0.05ミリと他と比較してかなり薄型の部類に入ります。
レンズ周辺部も、シード独自の「スムース・エッジ・デザイン」という技術でなめらかに仕上がっています。
実際に処方をしていても、アイコフレワンデーUVの装着に関しての強い違和感をいわれるケースというのはほとんどありませんので、多くの方に良い装用感が得られるデザインだと思います。
レンズの機能は、UVカット機能はシードのレンズにはだいたい付いています。
また、非イオン性、低含水レンズは汚れに強い特徴と、乾燥時のレンズ変形が少ないという特徴になります。
コンタクトレンズとしての性能という点では、酸素透過率こそ平凡ですが、実際の使用感にあたるレンズが薄いことや、自覚にはでにくいですが、UVカットや非イオン性素材という特徴からすると、なかなか良いレンズだといえるのではないでしょうか。
レンズカラーの特徴と注意点
次に色について解説します。
その前に、カラー/サークルレンズでよく問題に取り上げられるのは、レンズから色が落ちてきたとか、正しい認識がないまま使うことで眼障害を起こしてしまうなど報道や、ネット界隈で騒いでいたりします。
当然ながら、使用者に求められることは、カラーレンズとか関係なく正しいコンタクトレンズの使い方をするということです。
アイコフレワンデーUVはワンデータイプなので一度目から外したら再度装用することはしないでくださいね。
なぜ、カラコン使用者にトラブルが多いといわれているかといえば、視力矯正目的で使っていない方も多く、オシャレ目的で正しい使い方を知らないまま、勝手な解釈で使用してしまっている方の割合が多いからだと思っています。
もちろん、透明(クリア)レンズであっても、おかしな使い方をしていれば目のトラブルのリスクは当然高まります。
カラコンだからではなくて、使用者の認識が甘いからトラブルが起きやすいと思えばいいんじゃないかなと。
というのも、アイコフレワンデーUVに限らず、現在あるほとんどのカラー/サークルレンズはキチンと国の認可を通っているレンズです。
レンズの作りも着色部分が目に触れないよう、素材-カラー-素材とサンドイッチ状の構造(インナーカラー構造)となっています。
基本的に、ワンデータイプとして正しく1回で使い切れば色落ちなどはしないはずです。
ぼくは眼科検査員なので、カラーやサークルレンズのテストを楽しみに眼科へ来られる方にも、この部分だけはちゃんと伝えたいのですが、やはり中には認識が低いままというか、ちゃんと話を聞いてくれない方がいるのも感じています。
この記事を読んでくださっている方には、トラブルを起こさず、カラコンを楽しんでいただきたいと思っています。
では、気を取り直して色の解説をしていきます。
ベースメイク
サークルレンズが初めてという方におすすめの色がこちらのベースメイクです。
色味も日本人の茶目に馴染みやすく着色部もあまり大きくないので、自然に馴染みやすいとおもいます。
慣れてくると物足りなくなってくるかもしれませんがそんな方は、下のリッチメイクなどに切り替えていくといいんじゃないかなと思います。
実際に処方していても一番多く合わせているのが、ベースメイクです。
ナチュラルメイク
黒系の色は結構黒目の印象が強くなります。
やさしい印象のベースメイクと比較して凛々しいというか、人によってはきつめの印象に感じてしまうようです。
サークルレンズ全般にいえるのですが、黒系の色は、なんとなくやってみるというより使いたいという目的がはっきりしている方が購入していく印象があります。
このあたりは色の強さにも現れているのかもしれませんね。
リッチメイク
ベースメイクで物足りなくなってきた方や、他メーカーを使用していてもっと印象的な色味を出したいという方には、リッチメイクがおすすめです。
深みのある茶系で、着色部も大きく、外径も広いので好まれる方が多いですね。
今までの3色のなかでは一番エレガントな雰囲気を出してくれる色味です。
グレイスメイク
新色グレイスメイクは、黒系のナチュラルメイクよりは少しトーンが落ちますが、着色外径が大きくきつめの印象が抜けるので、より上品な女性の雰囲気をだしてくれます。
まだ発売間もないので、院内での感じしかわからないのですが、ナチュラルメイクよりは黒系が気になる方にも試しやすいんじゃないかなという印象があります。
アイコフレワンデーUVの通販価格比較
ぼくがおすすめするネット通販サイトの価格比較をしておきましょう。
価格は更新されることがありますので、あくまで目安と思ってください。
アイコフレは1箱10枚入りと30枚入りがありますのでご注意ください。
カラーやサークルレンズは透明(クリア)レンズと併用される方もいると思うので、少量でいいという方は10枚パックなどはありがたいですよね。
日常使用の方は、まとめ買いで安くなります。
さいごに
今回は、アイコフレワンデーUVに新色グレイスメイクが出たので4色まとめて紹介しました。
新色はまだ評価はできませんが、気になる方は眼科で色のテストをしてみてください。
あとは、やっぱりカラコン、サークルレンズは使用者の正しいレンズの取り扱いの認識が必要です。
もちろん、キチンと使っているかたの方が多いと思いますが、医療機器としての認識が薄い方が透明レンズよりも多いのも事実です。
安全に楽しんで頂けるよう、取り扱いには十分注意してくださいね。