【遠近両用】バイオトゥルーワンデーマルチフォーカル|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ


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【遠近両用】バイオトゥルーワンデーマルチフォーカル|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ

ボシュロムから発売されたバイオトゥルーワンデーマルチフォーカル(遠近両用)について解説していきたいと思います。

 

2016年9月に発売された、ボシュロム初のワンデータイプの遠近両用レンズです。

 

ぼくは眼科検査員をしていますが、ボシュロムの2週間交換型の遠近両用レンズは比較的処方成功率が高く好きなレンズのひとつに入っています。

 

ボシュロムは乱視用や遠近両用などの特殊レンズに強いイメージをもっていますので、今回のバイオトゥルーワンデーマルチフォーカルにも期待しています。

 

バイオトゥルーワンデーマルチフォーカルのおすすめポイント

商品スペックは次の通りです。

商品名 バイオトゥルーワンデーマルチフォーカル
種類 1day
素材 Nesofilcon A(シリコーン
含水率(%) 78.0
酸素透過率(DK/L) 42.0
ベースカーブ(BC) 8.60
度数(P) +5.00~-9.00
加入度数(ADD) LOW(~+1.50)、HIGH(~+2.25)
直径(DIA) 14.2
中心厚(T) 0.10
ネット通販おすすめ
備考

UVカット機能つき

うるおい成分配合

30枚パック、90枚パックあり

 

公式ホームページはこちら

 

コンタクトレンズの選び方というのは、レンズ素材や付け心地というのが重要で、さらにぼくのような検査員が適切な度数を合わせればいいのですが、遠近両用レンズになるとさらに、遠近の見え心地も大切な決め手となります。

 

遠近の設計について

批判をするわけではないのですが正直、公式ページにかいてあるような、どの距離もはっきり見えるなんてことはありません。

 

まあ、見え方の満足度はそれぞれ違うので実際に試してみるのが一番早いのですが。

 

ぼくが思う、バイオトゥルーワンデーマルチフォーカルの遠近設計はどちらかというと近くの見え方に強いという印象があります。

 

遠近両用を合わせていると、思ったより遠くよりに合うことや、逆に思ったより近くが見えやすい反応が返ってくることがあります。

 

バイオトゥルーワンデーマルチフォーカルは、手元用の加入度数と呼ばれる数値も、LOWでも+1.50と比較的強い数値が入っています。

 

加入度数の+○.○○は大きい数値ほど手元へ引き戻す度数が大きいことを示します。

 

他メーカーですと、LOWに値する数値は、+0.75とか+1.00が多いことからも分かると思います。

 

実際に装用テストをした方の反応も、近くの見え方の反応はいいですね。

 

レンズ設計の面からもう一つ加えるとすると、レンズ中心に近用ゾーンを配置し、周辺に向かって中間、遠用と累進で移行していくタイプの設計はやはり近方視に強いですね。

 

ボシュロムの2週間交換型も基本的には似た構造をとっています。

 

後は、遠方の見え方が十分ならベストですが、遠近両用のソフトレンズでは同時視型である以上、普通のレンズと同等のクリア感はどのレンズであっても望むことはできませんので、どれだけ妥協できるかの判断が必要です。

※同時視型というのは、遠と近の見え方の切り替えができる交代視の対の状態で、遠と近の見え方が織り交ざった状態のことです。

 

レンズ素材について

レンズ素材、付け心地はどちらも非常に優れていると思います。

 

含水率78%というのは、他のレンズにはない非常に高い数値で付け心地の良さにつながります。

 

また、その多くの水分が蒸発しにくいバリア機能の技術で高含水レンズの欠点である長時間使用時のレンズの乾燥にも対策がとられています。

 

実際に、遠近両用ではないバイオトゥルーワンデーでの実績もありますので、そこから遠近タイプに変更をされる方も多くいます。

 

酸素透過率はシリコーン素材ではないのであまり高くはないのですが、酸素流量率という裸眼時の93%の酸素供給があるのは十分な数値ということです。

 

レンズの合わせ方

ぼくが遠近両用レンズを合わせるときは、まずは遠くの見え方の一番良い状態を決めます。

 

そのあとに、加入度数LOWからテストして、近くの見え方をチェックしてもらいます。

 

ここからは微調整ですが、この時点で遠くが見えにくいと思う方には遠近レンズは難しいかもしれません。

 

遠近両用レンズが初めての方なら、加入度数は触らずにまずは近視や遠視の度数を上げ下げして調整。

 

どうしても近くの見え方が合わない方には、加入度数をHIGHに変えて、さらに、近視や遠視度数で調整をしますね。

 

バイオトゥルーワンデーマルチフォーカルの口コミから評判を徹底チェック

バイオトゥルーワンデーマルチフォーカルを実際に合わせたときなどの良い口コミと悪い口コミを比較してみます。

 

実際の眼科検査時に聞く評判なので、参考になればと思います。

 

良い口コミ

  • 遠方の弱さは感じるが、近くの改善がうれしい
  • 装着感がよく、長時間の乾燥の影響を受けにくい

悪い口コミ

  • 加入HIGHでは、ゴルフ時の遠方のボヤケが気になった
  • 遠近のソフトレンズ自体が合わず、近く専用のメガネを買った

口コミでの評判まとめ

実際の現場での評判は上でまとめた感じです。

 

遠近両用レンズを合わせるという方は、まずは近くの見え方の改善がなければそのレンズを選択することはありませんので、近くの見え方が得られやすいことは重要なことです。

 

ただし、悪い口コミにあるような、ゴルフだったり、車の長時間運転など、遠方視をしっかりしたい場合には少し辛い部分があるかもしれません。

 

見え方のメリハリが欲しいという方は、遠近のような多焦点レンズではなく、単焦点コンタクトレンズとコンタクト上のメガネの組み合わせの方が満足できるパターンもありますので、ご自身の選択肢の一つにしておくのもアリだと思います。

 

ぼくの職場ではメガネも合わせていますので、まずは遠近で合わせてみたり、実際に購入して使われた方が、メガネを選択するケースも少なくはありません。

 

ネット通販サイト価格比較

いつもおすすめしているネット通販サイトには、取り扱いがありませんでしたが、「安いレンズ」に取り扱いがあります。

 

海外発送ですが、商品自体海外製品ですから中身が変わることはありません。

 

安いレンズ(30枚1箱)

両眼 レンズ代 1箱あたり 送料 手数料 合計金額
1箱 2,980円 999円 134円 4,113円
2箱 1か月 5,960円 2,980円 999円 268円 7,227円
4箱 2か月 11,920円 2,980円 無料 536円 12,456円
6箱 3か月 17,880円 2,980円 無料 805円 18,665円
8箱 4か月  23,040 2,880円 無料 1,037円 24,077円

 

海外発送ですが、4箱以上で送料無料です。
そのかわり、1箱あたりに手数料が上乗せされます。

 

バイオトゥルーワンデーマルチフォーカルの購入はこちらから 

 

さいごに

遠近両用レンズは、使用者の満足を感じられる部分の差が分かれるレンズです。

 

バイオトゥルーワンデーマルチフォーカルに限らず、遠近両用ソフトコンタクトレンズの宿命となってしまいますが、ハマル方には幅広い見え方がコンタクトレンズ1枚で実現することができます。

 

またバイオトゥルーワンデーの素材は装用感の良さもポイントの一つになりますので、遠近両用レンズを考えている方にはおすすめの商品です。

 

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