【1日使い捨て】メルスプラン専用/1DAYメニコンプレミオVSマイデイ徹底比較


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【1日使い捨て】メルスプラン専用/1DAYメニコンプレミオVSマイデイ徹底比較

ワンデータイプの使い捨てコンタクトレンズについては、色々と紹介、比較ををしてきましたが、今回はこちらの2つの商品について比較したいと思います。

 

  • クーパービジョン
    マイデイ

 

 

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こちらの2つの商品は、シリコーンハイドロゲル素材でありながら、比較的柔らかい素材となっていることが特徴です。

 

シリコーンハイドロゲル素材は酸素透過性が高まるため、現在のソフトコンタクトレンズの主流の素材となってきています。

 

しかし、古くからコンタクトレンズを使っている方からすると素材が硬めになるため、装用の不快感を覚えるというケースも多くあります。

 

そこでこちらの1DAYメニコンプレミオとマイデイは、シリコーンハイドロゲル素材でありながら、水分量を多くすることでレンズを柔らかく、良い装用感を得られるよう工夫されたレンズとなっています。

 

早速、レンズスペックを比較してみたいと思います。

 

レンズスペック

商品自体の性能を比較します。

  1DAYプレミオ  マイデイ     
素材 シリコーンハイドロゲル
酸素透過率 91 100
UVカット あり あり
含水率 56% 54%
ベースカーブ 8.4 8.4
度数 -0.25~
-10.00
+6.00~
-12.00
直径 14.2 14.2

 

121/156

こうして数字を並べてみてみるとお気づきになられたのではないでしょうか。

 

そうなんです。

 

この2つの商品、レンズスペックがすごく似ているんですね。

 

もちろん同じ商品ということではないのですが、徹底比較といっておきながら違うとすれば、それぞれが感じる装用の差があるかないかくらいではないでしょうか。

 

酸素透過率

1DAYメニコンプレミオもマイデイもシリコーンハイドロゲル素材ですので、酸素透過率はどちらも高めなのですが、別記事で紹介している、トータルワンやワンデーアキュビューオアシスの方が酸素透過率だけではさらに上の数値です。

トータルワン

156

ワンデーアキュビューオアシス

121

ワンデーアキュビュートゥルーアイ

118

マイデイ

100

1DAYメニコンプレミオ

91

 

国内で発売されているシリコーンハイドロゲル素材のワンデーは以上の5種類のみとなります。

 

なぜ上位のレンズほど酸素透過率が高くないかと言えば、含水率に関わってきます。

 

1DAYメニコンプレミオもマイデイは良い装用感を得るため、水分量を高めてきました。

 

それによって、柔らかい素材ができるわけですが、シリコーンの配分が少なくなれば酸素透過率は落ちてしまいます。

 

これは、シリコーンという素材自体が酸素を透過しているからです。

 

トータルワンは水分量33%、ワンデーアキュビューオアシスは水分量38%と水分量は少なめです。

 

その分、シリコーンの素材が多く配合されていることで酸素透過率が高く設計されているということなんですね。

 

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しかし、この1DAYメニコンプレミオの酸素透過率91という数字は、別の表し方をすると以下のようになります。

 

「裸眼時の97%の酸素を瞳に届ける」

 

これを酸素流量率というのですが、この考え方から、酸素透過率を目一杯高めるのではなく、レンズの柔らかさと高い酸素透過性を実現したのが1DAYメニコンプレミオもマイデイということになります。

UVカット

どちらにもUVカット機能は含まれていますので、比較は不要です。

 

含水率

先ほど、酸素透過率のところでお話したとおり、どちらのレンズもシリコーンハイドロゲルレンズとしては珍しい高含水レンズの部類になります。

 

ちなみに、シリコーンハイドロゲル素材が出てくる以前のレンズ素材は、この高含水レンズの商品の方が多かったです。

 

そのため、シリコーンハイドロゲル素材が登場した直後は、レンズの硬さから良い装用感を得ることができず、なかなかシリコーンハイドロゲル素材へ切り替えができないという方もいらっしゃいました。

 

ですが、現在はこの1DAYメニコンプレミオもマイデイのような商品もでてきており、

 

シリコーンハイドロゲル=硬い」

 

というわけでもなくなってきているので、そのような観点からもこの2商品はおすすめができます。

 

ぼくはどちらのレンズも装用比較をしていますが、つけた直後の装用感はマイデイが良かったのですが、1日中使っていての乾燥や異物感については大差がありませんでした。

 

ベースカーブ/度数/直径

ベースカーブと直径は同じですね。

 

製作度数の範囲が異なります。

 

マイデイは遠視用にも対応ができますので、対象となる人の数は増えますね。

 

乱視対応ができるのはマイデイのみです。

 

メルスプラン専用レンズ/1DAYメニコンプレミオ

少し厄介なのは、1DAYメニコンプレミオについて。

 

1DAYメニコンプレミオを使いたいという方は、メーカーであるメニコンが行う定額制の使い方、メルスプランに入会しなければなりません。

 

コンタクトレンズを毎日使うという方にとって、定額制のシステムは非常に便利な物となります。

 

レンズを毎日使わないとか、週半分以下しか使わないというようなかたは、マイデイにしておくことをおすすめします。

 

そしてメルスプランは必ずお店での申し込みが必要となりますので、ご興味のある方は、取り扱い施設を探して来店、眼科受診が必要となります。

 

 

さいごに

今回は1DAYメニコンプレミオとマイデイという非常に良く似たレンズを紹介しました。

 

どちらが先発の商品かといえばマイデイとなります。

 

ちなみに、メニコンから発売されている、1DAYメニコンという商品はクーパービジョンから買い取っている商品ですので、こういったメーカー間のつながりもありそうなので、意識した商品作りがされているのかもしれませんね、これは完全にぼくの主観ですが。

 

それでは、みなさんも自分にあったコンタクトレンズをみつけてくださいね。