格安SIM/格安スマホ LINEモバイルへの切り替え方法


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2016年10月からサービスを開始した「LINE MOBILE」。

 

最大の魅力は、LINEをはじめとした特定のデータ通信料をカウントしない「カウントフリー」ではないでしょうか。
SNSを多く利用する方にとっては、SNS以外とその他のデータ通信料が別になることはうれしいサービスです。

 

今回はそんなLINEの格安SIM/格安スマホ「LINE MOBILE」の切り替え方法などを紹介します。

 

「そろそろ格安SIMに切り替えたいけど、どの事業者にすればいいか分からない」


「SNSを多く使っているけど格安SIMにしても大丈夫なの」

 

という方にオススメの格安SIM事業者です。

端末はどうすればいいのか?

まず、格安SIMの切り替えを検討している方がする多くの質問は今の端末(スマホ本体)が使えるかどうかです。

 

LINEモバイルに関しては、docomo系の格安SIMなので、
docomoユーザーの方はそのままの端末で切り替えが可能です。

 

ausoftbankのユーザーの方は、SIMロックの解除などが必要なので要注意です。

 

LINEモバイルで新しく端末を購入される、SIMフリー端末を利用される・別途購入される方も利用することができます。

 

なお別途購入の方はdocomo端末でも利用できます。

 

当然MNP(他社からの切り替え)にも対応しているので、電話番号を変更することなくLINEモバイルに切り替えることができます。

 

LINEモバイルから販売されている端末(格安スマホ)は以下の通りです。

VAIO Phone A          24,800円

HUAWEI nova lite         19,900円 オススメ!

HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro   24,800円

arrows M03           32,800円

ZenFone 3             39,800円

Blade E01                                   13,800円

※全て税抜き価格(2017年5月現在)

 

価格帯通りの性能差と考えればよいと思いますが、特にこだわりがなければHUAWEI nova liteが一番コストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。

 

LINEモバイルでの端末購入に関しては、一括払いのみとなっており分割払いができないのは少々デメリットな部分です。

申し込み方法は?

LINEモバイルへの申し込みは、全国の家電量販店とWEBサイトからすることができます。

 

全国の家電量販店とは、ビックカメラヨドバシカメラです。最寄りのお店があれば店舗での受付で即日切り替えができます。
しかし、店舗にによっては「エントリーパッケージ」のみの取り扱いの場合もあるので確認が必要です。

 

エントリーパッケージは結局のところエントリーコードを取得するもので、その後の手続きはWEBサイトからになります。
しかし、この手間を惜しまなければ事務手数料が2,000円ほど安くなります。

 

最寄りに店舗がなくて、切り替えも急がない方は、エントリーパッケージを購入の上、WEBで申し込みをするのが良いかと思います。

 

エントリーパック自体も、amazonビックカメラヨドバシカメラのオンラインショップで購入できます。

 

申し込み時に必要なもの

LINEモバイルに切り替えをする際に必要なものは下記の通りです。

  • 本人確認書類
  • 本人名義のクレジットカード/LINE Pay
  • 新しいメールアドレス
  • MNP予約番号
  • エントリーコード

本人確認書類とは、主に免許証、パスポート、健康保険証でいけるのではないでしょうか。
パスポートと保険証については、補助書類として公共料金領収書または住民票が必要です。
携帯電話のカメラや、デジカメなどで読み取りアップロードします。

 

支払い方法は、基本的にクレジットカード払いとなりますが、LINEモバイルに関してはLINE Payでも決済ができるのでクレジットカードがなくても申し込みは可能です。

 

新しいメールアドレスについては、格安SIMに切り替えをする宿命としてキャリアメールが使えなくなります。(docomo.ne.jpなど)
gmail」「yahoo!メール」などフリーで取得できるメールアドレスを準備しておくとよいと思います。
また、事前にキャリアメールでやり取りをしている方にお知らせを済ませておいてください。

 

MNP予約番号は切り替え前に契約しているキャリアへ電話をして予約番号を入手するか、直接店舗へ行って入手します。
どちらの方法も、引き止められる可能性もありますが、切り替えを決められたのであればはっきりと伝えましょう。
ただし、初めてスマホを持つ場合や、電話番号も新しくしたい、データ専用にしたいという方は不要な手続きです。

 

エントリーコードは、先ほど説明したとおり、手間を惜しまなければ事務手数料が2,000円ほど安くなりますので入手しておきましょう。

申し込み手順

上記の準備ができたら早速申し込みです。
MNPをされる方は予約番号に有効期限がありますのでお早めに。
エントリーコードを入手された方は、「コードを使用して申し込み」から進めていきます。

 

申し込みの流れは以下の通りです。

  1. プランの選択
  2. お客様情報の入力
  3. 本人確認
  4. 支払い方法選択
  5. ログインID・パスワード設定

プランの選択については後述します。
基本的には申し込みページの指示に従っていけば難しいことはありませんので事前の準備をしっかりとしておいてください。

 

登録情報に問題がなければ、メールでお知らせがあります。

 

そこから1~2日程度で商品が到着しますので、あとは本体の設定をしてLINEモバイルが利用できます。

料金プランは?

LINEモバイルの最大の魅力は「カウントフリー」と呼ばれる、LINEをはじめとしたSNSのサービスがデータ容量の制限なしで使えることです。

 

あとは、カウントフリーを踏まえてそれぞれにあったプランを選択していきます。

 

プランには3種類ありますが、下記の通りです。

  • LINEフリープラン
  • コミュニケーションフリープラン
  • MUSIC+プラン

順番に説明していくところですが、恐らくほとんどの方は2番目のコミュニケーションフリープランになってくると思いますので、そちらから説明していきます。

コミュニケーションフリープラン

今現在が、ケータイ1台持ちでLINEモバイルに切り替えを検討している方でしたら、基本的に音声通話SIMを選択されると思います。

 

データの容量に関しては、LINE、TwitterFacebookInstagramがカウントフリーになるのでそれ以外のデータ通信量を考えて選択します。

 

動画をよく見る、オンラインのゲームをよくするという方は、5GB、7GB、10GBの選択をするとよいでしょう。

 

普段、ニュースなどの記事しか読まないというライトユーザーの方は3GB一択で問題ないと思います。

容量 データSIM 音声通話SIM
3GB 月額1,100円 月額1,690円
5GB 月額1,640円 月額2,220円
7GB 月額2,300円 月額2,880円
10GB 月額2,640円 月額3,220円

各容量、データSIMにプラス580円で音声通話がつけられるのは他の格安SIMの事業者と比較してもお安くなっています。

LINEフリープラン

LINEフリープランは、LINEのトーク、音声通話がカウントフリーとなり、かつデータ容量も1GB限定のプランですが500円から始められるプランとなります。

データ(1GB) 月額500円
データ(1GB)+SMS 月額620円
データ(1GB)+SMS+音声通話 月額1,200円

しかし、上記の表でみると、ケータイ1台持ちの方の切り替えには少々難があるようにも思えます。
2台持ちの方などにはオススメもできますが、1台持ちの方はやはりコミュニケーションフリープランがよいのではないでしょうか。

MUSIC+プラン

MUSIC+プランは、コミュニケーションフリープランの内容に加えて、LINE MUSICがカウントフリーになるプランです。

今現在、LINE MUSICを使っている方や、LINEモバイルへの切り替えをきっかけにLINE MUSICを使いたいという方にオススメです。

容量 データSIM 音声通話SIM
3GB 月額1,810円 月額2,390円
5GB 月額2,140円 月額2,720円
7GB 月額2,700円 月額3,280円
10GB 月額2,940円 月額3,520円

コミュニケーションフリープランと比較して3GBだと700円ほど高くなりますが、10GBだと300円ほどの上乗せで利用することができます。
SNS以外にもデータを多く使うという方は、MUSIC+プランで音楽もカウントフリーにしてもよいのではないでしょうか。

ただし、注意点としてはLINE MUSIC使用における月額料金は別途必要となるのでご注意ください。

 

以上3つのプランについて紹介しましたが、やはり最初はコミュニケーションフリープランでの契約がオススメです。

気をつけること

切り替え時の諸費用について

いざLINEモバイルへ切り替えるとなったとしても、切り替え時には色々と費用がかかってきます。

  • 現在使用中キャリアの解約金       10,000円前後
  • MNP転出手数料            2,000~3,000円
  • LINEモバイルへの切り替え事務手数料    3,000円

大手キャリアから切り替えをする際は、まずは解約違約金が発生する時期かどうかの確認が必要となります。
更新時期での切り替えが解約違約金がかからずベストなタイミングにはなりますが、解約違約金を払ってでも格安SIMへ切り替えるほうが年単位でのトータルコストが安くなることはありますので、まずは現在契約の会社の更新月の確認をしておく必要があります。

 

例えば、

現在契約中の会社に6,000円/月支払いをしているとして、

LINEモバイルで コミュニケーションフリープラン音声通話SIM/3GB で契約しようとすると1,690円/月となります。

毎月の差額を比べると4,310円/月となります。

解約違約金が10,000円だとすると、更新月から3ヶ月以上離れていれば違約金を払ってでも切り替えてしまっても損にはなりません。

 

MNP転出手数料や、契約事務手数料はどのタイミングであっても必ず発生する諸費用なので割り切るしかありません。
しかし、LINEモバイルに関しては契約事務手数料についてはエントリーパック購入からの手続きで2,000円ほど安くすることができます。

LINEモバイルの契約の縛りは?

LINEモバイルで契約をした際に、契約期間の縛りは特にありません。

 

しかし格安SIM事業者で多いのは最低利用期間より前の解約に対して違約金が発生するパターンです。

 

LINEモバイルでは音声通話SIMでの契約において、最低利用期間を12ヶ月と定めています。
12ヶ月以前の解約は10,584円の解約手数料が発生します。

 

データSIM、データ+SMS機能付SIMには最低利用期間の定めはありません。

まとめ

今回はLINEモバイルについて切り替えまでの流れを説明しました。

 

LINEは現在、年齢層関係なく幅広いユーザーがいます。
コミュニケーションツールとして欠かせないものとなっているわけですが、格安SIM事業にも「カウントフリー」という武器を持って参戦してきました。

 

通信速度も比較的安定しているという評判もあります。

 

これから格安SIMへ切り替えを考えている方にオススメです。