アキュビューオアシス乱視用|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較
アキュビューオアシス乱視用|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較
今回はジョンソンエンドジョンソンから発売されている、乱視用の2週間使い捨てレンズアキュビューオアシス乱視用の特徴や、おすすめポイントなどについて解説していきたいと思います。
信号や標識がブレて見える、夜や暗いところで見えにくい、などお困りの方は乱視が原因かもしれません。
ぜひ一度、乱視用レンズを試してみませんか?
眼科検査員をしているぼくから見たレンズの評価や、実際に店舗で耳にした良い点・悪い点などをまとめてみましたので、これを参考にご自分にピッタリあった乱視用レンズを見つけて、すっきりとした視界を取り戻しましょう!
また、このページは通販の価格比較も紹介しております。
「乱視用は普通の2週間使い捨てレンズよりも割高だから」
「仕事で忙しくて眼科に行けない」という方は、ぜひ通販での購入も検討してみてください。
アキュビューオアシス乱視用のおすすめポイント
商品スペックはこちら
商品名 | アキュビューオアシス乱視用 |
種類 | 2week(近視+乱視) |
素材 | Senofilcon A(シリコーン) |
含水率(%) | 38.0 |
酸素透過率(DK/L) | 129.0 |
ベースカーブ(BC) | 8.60 |
度数(P) |
±0.00~-9.00 (cyl)乱視度数 (AX)乱視軸 |
直径(DIA) | 14.5 |
中心厚(T) | 0.09 |
ネット通販おすすめ | |
備考 | UVカット機能付 |
アキュビューオアシス乱視用は、2008年に乱視用としては国内初の2週間交換式シリコーンハイドロゲルレンズとしてジョンソン・エンド・ジョンソンから発売されました。
薄くて非常に軽いつけ心地、UVカットという、アキュビューオアシスの良さはそのままに、広い範囲の乱視をカバーした乱視用レンズです。
国内シェア第1位のジョンソン・エンド・ジョンソンのレンズであり、またテレビCMで放映されていることから知名度も高く、普通のソフトコンタクトレンズから乱視用に変える際に、選ばれる方が多いですね。
アキュビューオアシス乱視用のオススメポイントは、高い酸素透過性と、着け心地の軽さです。
アキュビューオアシス乱視用の酸素透過率は129、乱視用2週間交換レンズ(シリコーンハイドロゲル素材)の中でかなり高い数値になっています。
目の角膜に必要な酸素がたっぷり届くので、長時間使用する人にも安心。
また、アキュビューオアシス乱視用では、レンズの回転抑止の方法として、「ダブルスラブオフ」というデザインを採用しました。
ダブルスラブオフにした最大の理由は、もう一つの方法である「プリズムバラスト」と違って、レンズを薄くすることが出来るからです。
他の製品よりレンズが薄く、しかもふわふわと柔らかいので、最初に装着した時の違和感が少ない、目への装着負担が少ないという評価がよく聞かれます。
含水率に関して言えば、アキュビューオアシス乱視用は38%、他と比べると高くも低くもありません。
しかし、潤いを保つ工夫として、他のアキュビューオアシスシリーズと同様に、保湿成分を混ぜた独自素材「うるおいシリコーン」を採用し、長時間装用してもみずみずしさを保ち、乾きにくくしています。
競合する他社製品は、こちら↓
プレミオトーリックとはベースカーブ(8.6mm)、レンズ中心厚(0.08)が全く同じ数値です。
また、含水率もオアシス乱視用が38%、プレミオトーリック38%とほぼ一緒、レンズデザインはダブルスラブオフになっています。
アキュビューオアシス乱視用の方がプレミオトーリックよりも装用感が良いという感想が多く、疲れにくいようです。
ただ、どちらもレンズも薄いためか、やや乾きやすいという特徴は似たところかなと思います。
メダリストフレッシュフィットコンフォートモイスト乱視用とアキュビューオアシス乱視用も、仕様がほぼ変わりません。
球面度数・乱視度数のカバー範囲、レンズサイズは全く同じですし、含水率もフレッシュフィット36%・オアシス38%とほぼ同じ数値です。
ただ、ベースカーブが違います。
アキュビューオアシス乱視用は8.6mmであるのに対し、メダリストフレッシュフィットコンフォートモイスト乱視用は8.9mmですので、価格も仕様もほぼ変わらず迷われている場合は、実際に店舗でテスト装着されて、どちらのベースカーブが合うか試してみると良いでしょう。
アキュビューオアシス乱視用の口コミから評判を徹底チェック
メーカーの公式サイトや販売店でも、レンズの特徴や「売り」が詳細にわたり紹介されています。
しかし正直言って、実際に毎日使用している方の評価の方が気になるところです。
そこでここからは、眼科で聞いた評判を良い口コミも悪い口コミも包み隠さず比較・紹介していきます。
レンズ選びの際に、ぜひ参考にしてみてください。
良い口コミ
- レンズが薄くて柔らかいので、つけ心地が良い
- 目が疲れにくい
- 軸が乱れても、数回まばたきすれば元に戻る
- 安価で取扱店も多く、簡単に手に入る
悪い口コミ
- 乱視矯正能力が低いので、視力が出にくいし視界がぼやけて疲れる
- まばたきの度にレンズが回ってしまいズレて見えなくなる
- レンズが大きくて、違和感がかなりある
- 視界の左右の隅が少しゆがむ
- 目のゴロゴロ感が気になる
- 乾燥がひどくて、ドライアイの人には薦められない
- レンズがフニャコフニャと柔らかずぎて、こすり洗いしづらい
口コミでの評判まとめ
眼科で話を聞いていると、今までのアキュビューオアシスのつけ心地の良さを気に入っていた人がオアシス乱視用を試すと、異物感や不快感を余計に多く感じて、悪い評価になる場合が多いです。
というのも、乱視用ではないアキュビューオアシスの最大の良さは、まばたきをしても瞼に引っかかりを感じない・レンズの存在を感じないほどの、滑らかで優れた装用感だったのですが、乱視用だとその良さが無くなってしまうのです。
さらにアキュビューオアシス乱視用は、普通のアキュビューオアシスに比べて直径が大きいので(14.0mm→乱視用14.5mm)、普通のオアシスに慣れ親しんだ方ほど、ゴロゴロ感や違和感を口にする傾向にあります。
むしろ、全く別のメーカーや別の製品から乗り換えた方のほうが、口コミの評価が良いかなという印象です。
「潤い」という点では、「乾燥しなくて快適」という方も少しはいらっしゃいますが、多くの方が「乾燥の早さ」を悪い点として挙げています。
このアキュビューオアシス乱視用は、店舗で試用した時=つけた瞬間は、その潤いと装用感に感動される方が多いのです。
しかし、実際に購入されて使ってみると、乾燥がすごくて2週間使うのは辛い、目薬が必須、という声が多く聞かれます。
また、アキュビューオアシス乱視用は薄くて柔らかい分、レンズが安定していないようです。
レンズの回転抑止のためにダブルスラブオフデザイン(レンズ左右に厚みがある)を採用している副作用として、左右の視界の隅にゆがみが出てしまう場合もあります。
とはいえ、レンズのつけ心地は個人差がありますし、乱視の出方の都合上アキュビューオアシス乱視用しか合わない方もいらっしゃいますので、ぜひ店舗で一度フィッティングして実際の装用感を試してみてください。
ネット通販サイト価格比較
ここではアキュビューオアシス乱視用の通販サイト比較をします。
価格は更新されることがありますので、参考までにしてくださいね。
1箱 (両眼数量) |
3,340円 (送料450円込) |
3,530円 (送料540円込) |
2箱 (3か月) |
5,770円 (送料無料) |
6,500円 (送料540円込) |
4箱 (6か月) |
11,520円 (送料無料) |
11,360円 (送料無料) |
6箱 (9か月) |
17,250円 (送料無料) |
16,980円 (送料無料) |
8箱 (12か月) |
22,560円 (送料無料) |
|
購入する |
購入の数量によって最安が変わります。
購入の際は必要な数量をはっきりさせた上で決めていくと良いでしょう。
さいごに
今回はアキュビューオアシス乱視用について解説してきました。
ほっといても実店舗でのシェア率50%近くはジョンソンエンドジョンソン、というくらい多くの方が使っているメーカーです。
ぼくの個人的な感想としては、ジョンソンエンドジョンソンの商品は特殊レンズに弱い印象があります。
薄型なので装用感が良かったりしますが、視力の安定性などは他メーカーの方が良かったりします。
気になる方はまずは眼科で装用テストなどをして、何が自分にあうか確かめみることもいかがでしょうか。
処方箋がああればどこで買うかはあなた次第です。
バイオフィニティトーリック|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較
バイオフィニティトーリック|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較
クーパービジョンから発売されている、2週間交換レンズの乱視用タイプ/バイオフィニティトーリックの使い心地が気になる方のために、ここでは、おすすめポイントや口コミ情報、価格比較などを紹介していきます。
眼科検査員として実際にぼくが耳にしたバイオフィニティトーリックの良い評判・悪い評判や、ぼく自身が扱って感じた点などをまとめてみました。
乱視用は高くてちょっと…という方のために、バイオフィニティトーリックの通販の価格比較もご紹介しております。
バイオフィニティトーリックのおすすめポイント
商品スペックはこちら
商品名 | バイオフィニティトーリック |
種類 | 2week(近視+乱視、遠視+乱視) |
素材 | Comfilcon A(シリコーン) |
含水率(%) | 48.0 |
酸素透過率(DK/L) | 116.0 |
ベースカーブ(BC) | 8.70 |
度数(P) |
+5.00~-10.00 (cyl)乱視度数 (AX)乱視軸 |
直径(DIA) | 14.5 |
中心厚(T) | 0.11 |
ネット通販おすすめ | |
備考 | アクアフォームテクノロジー |
バイオフィニティトーリックは、2011年6月にクーパービジョンから発売されました。
従来のシリコーンよりも親水性の良い新素材ナチュラルウェッタブルシリコーンハイドロゲルを採用、酸素透過性が高いのに水分を多く含む、という従来のシリコーンハイドロゲルレンズにはなかった、画期的なレンズです。
この製品のオススメポイントは、今までのシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズにはなかった「柔らかさ」と「汚れにくさ」と「装着時の違和感の少なさ」を兼ね備えている点です。
ぼくの個人的な意見ですが、このレンズは触るとぷるぷるして柔らかいです。
乱視用なのでレンズに厚みはありますが、潤いがあり、柔らかで、目に優しくフィットする快適なつけ心地。
これは、他にはありません。
バイオフィニティトーリックは、表面処理を施したり内部湿潤剤を混ぜたりしなくてもレンズの素材自体に保水性があるので、潤いがしっかりキープされるそうです。
またバイオフィニティトーリックは、汚れにくい点が大変オススメです。
表面処理をしていないにもかかわらず、化粧品やタンパク質などの汚れがつきにくく、しかも落としやすいので、レンズが曇ることなく、2週間の後半を迎えてもクリアで清潔に保たれるので快適です。
そしてバイオフィニティトーリックは、なんと言っても装着時の違和感が本当に少ないんです!
乱視用レンズは回転を抑えて軸を安定させるために、レンズに厚い部分と薄い部分を作って差を持たせています。
しかし、その厚さ・薄さの差が大きくてレンズに段差が出来て、それが違和感の原因になっていました。
しかし、バイオフィニティトーリックが他と違うのは、レンズの向きを安定させる部分を幅広く取り、つなぎ目や段差を極力なくしている点です。
段差によるデコボコがないので、まばたきによりレンズが回転することも防ぎ、レンズの安定性を向上。
視界がクリアですし、非常に自然なつけ心地です。
また、通常コンタクトレンズが「乾燥した」と感じるのは、まばたき時にレンズの存在を感じるからですが、バイオフィニティトーリックは、レンズエッジが丸く滑らかに仕上げられているので、ひっかかり感が極力少なくなっています。
しかも涙の交換がスムースなので長時間にわたり潤いがキープされ、「乾燥しないレンズ」として高い評価を得ているのです。
競合商品として皆さんがよく比較検討されるのが…
- アキュビューオアシス乱視用(ジョンソン・エンド・ジョンソン)
- エアオプティクス乱視用(日本アルコン)
アキュビューオアシス乱視用と比べると、酸素透過率は、アキュビューオアシス乱視用(129)の方がバイオフィニティトーリック(116)よりも高いです。
しかしバイオフィニティトーリックは、その潤い感と安定性、汚れにくさでアキュビューオアシス乱視用よりも高い評価を受けています。
また、アキュビューオアシス乱視用に比べて球面度数の対応範囲が広いので、オアシス乱視用では合わせられなかった方でもバイオフィニティトーリックならつけられる、という方もいます。
エアオプティクス乱視用は、バイオフィニティトーリックと乱視度数の対応範囲、ベースカーブ(8.7mm)、レンズサイズ(14.5mm)が全く同じですが、バイオフィニティトーリックの方が様々な乱視軸に対応しており、含水率も48%と高いです。
どちらも装着感が良いと評判です。
ただし球面度数が-7.50~-10.00で乱視度数が-2.25の方は、バイオフィニティトーリックでは対応していないので、エアオプティクス乱視用1択になります。
また遠視で乱視、という方はシリコーンハイドロゲルレンズの中では、バイオフィニティトーリックかエアオプティクス乱視用、という選択肢になります。
バイオフィニティトーリックの口コミから評判を徹底チェック
それでは、実際にバイオフィニティトーリックを試用あるいは使用してみた方の感想をチェックしてみましょう。
ぼくはメーカーとの繋がりもしがらみもありませんので、眼科で耳にした良い点・悪い点を包み隠さずご紹介してゆきたいと思います。
良い口コミ
- 目のゴロゴロ感が全くない
- つけた瞬間から14日後まで潤っていて、つけ心地が変わらない
- 汚れにくく長時間使用してもクリアな視界が持続する
- 長時間、あるいは夜まで使用しても疲れない
- ソフトなつけ心地で目に優しい
- 適度なコシがあり裏表が分かりやすい
悪い口コミ
- ツルツルしていて装着しにくい
- 目に張り付いて外しづらいことがある
- 価格が若干高い
- 乱視の矯正が安定しない気がする
口コミでの評判まとめ
バイオフィニティトーリックは、悪い評価を見つけるのが難しいくらい評価が高いです。
汚れにくいのでレンズが曇ることがなく、最後の日まで視界がクリアで快適なのも人気の秘密です。
お化粧汚れにも強いので、女性にも好評です。
他のシリコーンハイドロゲル素材の乱視用2週間交換レンズと比べると、若干お値段が高いのが難点でしょうか。
そのため、思い切って購入に踏み切れない方もいらっしゃいます。
しかし、バイオフィニティトーリックを先に使用された方や、一度でも試用された方は、例え予算の関係で他の商品を選ばれても、ゴロゴロ感や乾燥感、視界の悪さの不快感に耐えられず、再びバイオフィニティトーリックに戻っていらっしゃる方が多いです。
バイオフィニティトーリックを初めて使用されると、皆さん、その自然なつけ心地に感激されます。
ぼく個人の感想としても、レンズ表面が本当に滑らかで、装着時やまばたき時の違和感がほとんど感じられず、本当に驚きました。
初めてコンタクトレンズに挑戦される方、既に近視用レンズを使っているけれど乱視用はつけ心地が悪くてあきらめていた方に、ぜひオススメしたいレンズですね。
バイオフィニティトーリックの通販価格を比較
ぼくがおすすめするネット通販サイトの価格比較をしておきましょう。
価格は更新されることがありますので、あくまで目安と思ってください。
1箱 |
5,480円 (送料800円込) |
2箱 (3か月) |
10,160円 (送料800円込) |
4箱 (6か月) |
19,720円 (送料1,000円込) |
6箱 (9か月) |
29,580円 (送料1,500円込) |
8箱 (12か月) |
39,440円 (送料2,000円込) |
バイオフィニティトーリックをネット通販で購入できるサイトは限られています。
そしてやはり割高ですね。
価格が気になる方は、
- アキュビューオアシス乱視用
- エアオプティクス乱視用
- 2weekプレミオトーリック
などから再検討されても良いかと思います。
さいごに
バイオフィニティトーリックについて解説してきました。
クーパービジョンのレンズはアイシティなどの大手量販店が推奨していることもあり、ユーザー数も多いメーカーですが、ネット通販となると国内の通販サイトでは購入ができません。
海外の日本向けの通販サイトに取り扱いがありますが、値段もやや高めです。
しかし、一番肝心な商品性能やユーザー評価は非常に高いレンズになりますので、レンズ選択の優先順位がレンズ性能という方にはおすすめです。
【遠近両用】ワンデーピュアマルチステージ|おすすめポイントと口コミ、ネット通販価格比較
【遠近両用】ワンデーピュアマルチステージ|おすすめポイントと口コミ、ネット通販価格比較
シードから発売のワンデーピュアマルチステージを紹介していきます。
シードは国内のコンタクトレンズメーカーとして古くからあります。
使い捨てレンズは海外メーカーに押されがちですが、国産を優先に考えてコンタクトレンズを選択されるという方も少なくはありません。
ワンデーピュアシリーズは「純国産」をアピールしたレンズなのですが、今回はワンデーピュアシリーズから遠近両用のワンデーピュアマルチステージをおすすめポイントや使用者の口コミ、評判などと合わせて解説してみます。
ネット通販価格も調べていますので、参考にしてみてください。
ワンデーピュアマルチステージのおすすめポイント
商品スペックはこちらです。
商品名 | ワンデーピュアマルチステージ |
種類 | 1day(遠近両用) |
素材 | HEMA EDGMA MMA(非シリコーン) |
含水率(%) | 33.0 |
酸素透過率(DK/L) | 42.9 |
ベースカーブ(BC) | 8.80 |
度数(P) | +5.00~-10.00 |
加入度数(ADD) | Aタイプ (+0.75) Bタイプ (+1.50) |
直径(DIA) | 14.2 |
中心厚(T) | 0.07 |
ネット通販おすすめ | |
備考 |
UVカット機能付 天然うるおい成分「アルギン酸」配合 |
素材について
素材の話でいえば、非シリコーン素材のレンズとしては酸素透過率では上位となるので、性能としておすすめできるのですが、2017年に発売されたデイリーズトータルワン遠近両用が、唯一のシリコーンハイドロゲル素材の遠近両用ワンデータイプとして登場したため、酸素透過の優位性はなくなってしまいました。
デイリーズトータルワン遠近両用の酸素透過率は156です。
その他、素材のおすすめのポイントとしては
- 両性イオン
- UVカット機能付
- 国内生産
- 1箱32枚入り
両性イオンというのは、シード独自の「SIB」という素材の特徴なのですが、そもそもイオンとは+か-の電気をもつ原子のことです。
イオン性素材は、マイナスの電子をもつため、たんぱく質などのプラスの電子を引き寄せてしまう傾向があります。
他メーカーだとワンデーアキュビューモイスト(近視用も乱視用も遠近両用も)がイオン性素材となります。
両性イオンとはレンズがどちらの電子も帯電させていることで、汚れに強い素材として安定しています。
まあ、簡単にいえば「汚れに強い」ということです。
UVカットの機能がついていることは、現在ならワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルやバイオトゥルーワンデーマルチフォーカルにも持ち合わせています。
しかしデイリーズトータルワン遠近両用には備わっていない機能です。
休みの日などの外出用に使用される方などは、UVカット機能は欲しいところではないでしょうか。
国内生産であることも、レンズ選びの重要項目にされる方も多くいます。
シードのピュアシリーズは「純国産」を謳っており、素材開発から生産までをすべて国内で完結させており、その安心感を求める方にはぴったりのブランドだと思います。
国内メーカーのメニコンにはワンデータイプの遠近両用レンズがありませんので、オンリーワンの商品となります。
1箱32枚入りも日本らしいといえばそれまでなのですが、ワンデータイプのコンタクトレンズの1箱っていえば30枚入りが相場ですが、ワンデーピュアシリーズは1箱32枚入りなんです。
1ヶ月が31日の時もありますよね、トラブル起こしちゃう日もありますよね、だったら少し多く入れときますよーってことなんだと思います。
遠近の設計について
ワンデーピュアマルチステージの遠近設計については、レンズ中心部に遠くを見るための度数、周辺に向かって近くを見るための度数が配置されています。
これは他の外資メーカーとは違う遠近設計です。
他メーカーは中心が近く用、周辺が遠く用の配置がされています。
それで、この違いがどれほどの差があるかといえば、正直検査員としていろんな遠近両用レンズを合わせていますが、明確な違いはわからないです。
そう思ってつけ比べたとしてもたぶん分からないと思います。
しかし、加入度数の入り方からすれば、+0.75は遠近両用初心者には試しやすい度数ですし、使い慣れた方の更なる近くの調整には+1.50を選択していけます。
初心者~中程度くらいまでの合わせができると思って頂ければ良いかと。
中程度をこえた老眼などになってくると、他メーカーの加入度数がもっと強いもの(+2.00以上)が必要になってくることもあります。
ワンデーピュアマルチステージの口コミから評判を徹底チェック
ここでは、ワンデーピュアマルチステージの評判をチェックしていきます。
実際に眼科で処方している際のユーザーの口コミなので、良いも悪いも参考にしてもらえればと思います。
良い口コミ
- +0.75でも十分に近方の改善があった
- 他メーカー遠近よりも近くが見えやすい
- 純国産が安心
悪い口コミ
- 遠くも近くも見え方が中途半端
- +1.50で車の運転は不安
口コミでの評判まとめ
良い口コミと個人的にレンズを合わせている評価としては加入度数+0.75は比較的良い働きをしてくれるレンズじゃないかと思っています。
そこそこの近方の改善をしてくれた上で、遠方の視力も残る印象があります。
実際に処方レンズも+1.50はあまり使わないので、処方レンズの減り方を見ているだけでも+0.75での使用者の方が多いことは間違いありません。
しかし、近くの改善がみられやすいということは、裏を返せば遠方視力を奪われることになりますので、+1.50まで加入度数を進めるときは遠方視力をキチンと確かめる必要があるわけです。
悪い口コミの運転の不安というのがコレにあたります。
加入度数は2パターンしか存在しませんので、遠方も近方も中途半端となってしまう場合は、他メーカーの遠近両用を試してみる方が良いかと思います。
遠近両用レンズはレンズの素材とか性能の前に良い見え方が得られなければ全く意味がないですからね。
2017年時点で、各メーカーのワンデータイプの遠近両用は随分と出揃った感はありますので、ワンデーピュアマルチステージに限らず、色んなレンズを試してみてもいいんじゃないかなと思います。
ネット通販サイト価格比較
コンタクトレンズ専門の通販サイトを比較しましたが、あまり取り扱いがなく、下記のレンズラボで取り扱いがありましたので紹介します。
レンズラボ
両眼 | レンズ代 | 1箱あたり | 送料 | 合計金額 | |
30枚1箱 | 3,960円 | 無料 | 3,960円 | ||
30枚2箱 | 1か月 | 7,840円 | 3,920円 | 無料 | 7,840円 |
30枚4箱 | 2か月 | 15,600円 | 3,900円 | 無料 | 15,600円 |
海外発送ですが価格と送料無料が魅力です。
取り寄せで納期が少しかかりそうですが急がない方には良いかと思います。
さいごに
今回はシードから発売のワンデーピュアマルチステージについて解説をしました。
上でもお話したとおり、遠近両用初心者の方には、比較的反応の良い商品じゃないかなと感じています。
加入度数+0.75は絶妙なところで、遠方のボヤケをあまり邪魔しないので初老眼くらいにはうまくマッチするのだと思います。
素材も遠近両用レンズの中では上位の素材なので、気になる方はぜひ試してみてください。
メダリストフレッシュフィットコンフォートモイスト|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ
メダリストフレッシュフィットコンフォートモイスト|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ
今回紹介するのは、ボシュロムから2012年6月に発売された、2週間使い捨てソフトコンタクトレンズのメダリストフレッシュフィットコンフォートモイストです。
眼科で検査員として働いているぼくが、コンタクトレンズのデータはもちろん、実際に眼科で聞いたレンズの評判や口コミを解説していきますので、2週間使い捨てレンズの種類が多過ぎて、どれを選べば良いの?!と困っている方は、これをヒントにご自分に最適のレンズをぜひ見つけてください。
また、メダリストフレッシュフィットコンフォートモイストの通販サイトの価格比較も行っていますので、最安値探しの参考にしてみてください。
メダリストフレッシュフィットコンフォートモイストのおすすめポイント
商品スペックはこちら
商品名 | メダリストフレッシュフィット コンフォートモイスト |
種類 | 2week(近視、遠視) |
素材 | Balafilcon A (シリコーン) |
含水率(%) | 36.0 |
酸素透過率(DK/L) | 91.0 |
ベースカーブ(BC) | 8.60 |
度数(P) | +3.00~-12.00 |
直径(DIA) | 14.0 |
中心厚(T) | 0.07 |
ネット通販おすすめ | |
備考 | 海外製品名 ピュアビジョン2 |
メダリストフレッシュフィットコンフォートモイストは、アメリカのメーカー・ボシュロムが製造・販売を行っている2週間使い捨てタイプのレンズで、メダリストフレッシュフィットの後継モデルにあたります。
ボシュロムの2週間使い捨てタイプとしては4番目に発売されたレンズですが、3番目からシリコーンハイドロゲル素材が採用されました。
そしてボシュロムの従来製品よりも高い酸素透過率を備えた、メダリストシリーズの中では最高峰のレンズと言えます。
メダリストフレッシュフィットコンフォートモイストの最大の特徴は、レンズ全体の薄型化と丸みを帯びたエッジ形状により、まぶたとの摩擦感を軽減して限り無く裸眼に近い快適さを生み出しているところです。
ラウンドエッジ形状は、レンズ後面=瞳へスムーズに涙液を循環させる効果もあります。
もう一つの特徴は、夜でも視界が滲んだりぼやけず、景色が鮮やかに見える点です。
独自の非球面レンズデザイン「HDオプティクス」を採用する事により、視界のゆがみも軽減されています。
夕方頃になると、急に境界線が滲む、ぼやけてピントが合わない、見えにくくなる…という悩みを持っている方に試してもらいたいレンズです。
夜、色とりどりのイルミネーションがくっきり見えるのは嬉しいですよね。
また、メダリスト フレッシュフィットコンフォートモイストは、2週間交換タイプとしては唯一、素材グループが「グループⅢ(イオン性・低含水)」に分類されているレンズです。
「イオン性」だと、非イオン性レンズと比べて酸素透過性が高く、また「低含水」だとレンズそのものに含まれる水分が少なく乾燥感が出にくい、つまり装用感は割と良くなりやすいといわれています。
その反面、イオン性レンズはマイナスイオンを帯びており、タンパク質などプラスイオンを帯びた汚れを吸着しやすい性質があります。
そこで、メダリスト フレッシュフィットコンフォートモイストには、汚れの付着を防ぐためレンズ表面にプラズマ加工が施されています。
現在競合する商品としては、
- アキュビューオアシス(ジョンソン・エンド・ジョンソン)
- エアオプティクスプラスハイドラグライド(アルコン)
などでしょうか。
レンズの薄さという点では、エアオプティクスハイドラグライドよりもアキュビューオアシスの方が近い感じがしますが、メダリストフレッシュフィットコンフォートモイストはオアシスに比べると、薄くてもレンズの形をしっかり保ち、表裏も判りやすいので、コンタクトレンズ初心者の方でも安心してご使用いただけると思います。
またフレッシュフィットコンフォートモイストは、アキュビューオアシスと比較して、形が崩れにくいし、表面のヌルヌル感がないので、脱着や取扱いがしやすいという声もよく聞かれます。
メダリストフレッシュフィットコンフォートモイストの口コミから評判を徹底チェック
実際にぼくが眼科で耳にした、メダリスト フレッシュフィットコンフォートモイストの口コミを下にまとめてみました。
装着感には個人差がありますので、同じレンズでも良い評価も悪い評価もありますが、どちらも大事な情報だと思いますので、比較しながら紹介したいと思います。
良い口コミ
- レンズが薄い分、長時間つけていても違和感を感じにくい
- バイクで高速を走っても乾き・かすみ・ゆがみ・ズレなどは起きなかった
- 表面がぬるぬるしていないことと形状も安定しているので取扱いしやすい
悪い口コミ
- 硬くて異物感があり合わなかった
- 柔軟性がないので、こすり洗いがしにくい
口コミでの評判まとめ
ボシュロムのシリコーンハイドロゲルレンズは、ぼくが触ってみても、他の製品と比べて素材が結構硬いという感覚がありました。
実際に眼科でも、人によってはレンズの硬さに不快感や異物感をおぼえる方が多く、別のメーカーをおすすめする事も多々あります。
乾きが気になるという方もいらっしゃいますね。
実は、グループⅢのソフトコンタクトレンズは現在ほとんど存在しません。
理由としては、最近は高い酸素透過率や汚れにくさが重視される傾向にあるからです。
そういった意味では、希少価値のあるレンズかもしれませんし、他のコンタクトレンズではどうしても合わなかったけど、これだけは自分にピッタリフィットする!という方もいらっしゃるかもしれません。
2週間交換レンズと一口で言っても、レンズにはそれぞれ特性・特徴があり、また各個人にもドライアイ、花粉症などのアレルギー持ち、角膜内皮細胞が少ない・・・等々、目の性状が異なります。
ぜひ眼科専門医の検査を受けて、購入を検討しているレンズは必ず試用し、ご自身の目に最も適切なコンタクトレンズを選択してください。
メダリストフレッシュフィットコンフォートモイストの通販価格を比較
ぼくがおすすめするネット通販サイトの価格比較をしておきましょう。
価格は更新されることがありますので、あくまで目安と思ってください。
1箱 |
3,180円 (送料800円込) |
3,980円 (送料無料) |
2箱 (3か月) |
5,560円 (送料800円込) |
7,880円 (送料無料) |
4箱 (6か月) |
10,520円 (送料1,000円込) |
15,680円 (送料無料) |
6箱 (9か月) |
15,780円 (送料1,500円込) |
|
8箱 (12か月) |
21,040円 (送料2,000円込) |
|
メダリストフレッシュフィットコンフォートモイストはあまりコンタクトレンズ専門の通販サイトには取り扱いがありません。
海外製品名「ピュアビジョン2」として上記サイトに取り扱いがありますが、他の2週間交換型と比較してやや割高な感があります。
コストまで含めた評価であれば、他メーカーのレンズの方がいいかもしれませんね。
価格面とレンズ性能で比較するなら、
などを検討してみると良いかと思います。
さいごに
ボシュロムのメダリストフレッシュフィットコンフォートモイストについて紹介してきました。
ボシュロムの使い捨てレンズの歴史は長いので、このメーカーで最新のレンズに種類変更していっている方も多くいます。
ボシュロムはたくさんのレンズの種類があるので、使用者の方の評判も良かったり悪かったりと多くの声を聞きます。
また、現時点では割高にはなりますが、ボシュロムの最新の2週間交換型レンズ、「アクアロックス」もレンズ性能面ではおすすめです。
しばらくはメダリストフレッシュフィットコンフォートモイストがなくなるということはないと思いますが、「アクアロックス」はとても評判が良いレンズなので、ボシュロムユーザーの方や、最新のレンズが好きな方は、切り替えをしていってもいいんじゃないでしょうか。
2WEEKメニコンプレミオ|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ
2WEEKメニコンプレミオ|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ
今回紹介するのは、メニコンから発売されている2週間交換レンズ2WEEKプレミオです。
眼科検査員であるぼく自身のレンズの評価や、眼科でユーザーから聞いた評価をまとめて、良い点・悪い点・おすすめポイントなどを含めて解説していきます。
さらに、これからはネット通販で安く購入したい!と考えている方のために、コンタクトレンズ通販の価格比較も掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
2WEEKメニコンプレミオのおすすめポイント
商品スペックはこちら
商品名 | 2WEEKメニコンプレミオ |
種類 | 2week(近視、遠視) |
素材 |
シリコーンハイドロゲル N.N-ジメチルアクリルミド ピロリドン系化合物 ケイ素含有メタクリレート系化合物 ケイ素含アクリレート系含有物 |
含水率(%) | 40.0 |
酸素透過率(DK/L) | 161.0 |
ベースカーブ(BC) | 8.30/8.60 |
度数(P) | +5.00~-13.00 |
直径(DIA) | 14.0 |
中心厚(T) | 0.08 |
ネット通販おすすめ | |
備考 | UVカット機能付 |
2WEEKメニコンプレミオは、2008年にメニコンから発売された、純国産の2週間交換レンズです。
この製品の特徴は、高い酸素透過率(161)にあります。
2週間交換レンズの中では最高レベルです。
その秘密は、メニコンが開発したシリコーンハイドロゲルレンズ。
含水率に依存する事なく、素材自体に高い酸素透過性を持たせる事に成功しました。
酸素透過率が低いコンタクトレンズを使い続けると、角膜新生血管症などの病気にかかったり、再生能力のない角膜内皮細胞を死滅させ、視力低下や最悪失明してしまったりする事があります。
その点、2WEEKメニコンプレミオは瞳の呼吸を妨げないので、目の安全・健康を気にする方に特におすすめしたいレンズです。
酸素透過率で選ぶならば、この製品かバイオフィニティ(酸素透過率160)の二択でしょう。
また一般的に、酸素を通しやすいシリコーンハイドロゲルレンズは、やや硬くて着け心地が悪くなりがちですが、2WEEKメニコンプレミオは、新成分「新規アミド化合物(快適性能分子)」による高い吸水性と水分保持性で潤いをキープ。
更に、工夫されたエッジ形状でまばたき時の結膜との摩擦を低減し、柔らかさと快適な装着感を2週間保つ事に成功しました。
眼科検査員としてレンズを多数扱った経験から言うと、エアオプティクスプラスハイドラグライドよりは柔らかく、バイオフィニティやアキュビューオアシスよりもやや硬め、といった印象です。
また、汚れやすいオアシスに比べて、2WEEKメニコンプレミオは表面処理がなされているので汚れが付きにくく、快適な視界が2週間保たれるという点が、良さとして強調したいポイントですね。
2WEEKメニコンプレミオのもう一つの注目点は、独自の薄型設計と-13.00Dまで対応しているカバー範囲の広さです。
度数に関係なくレンズの周辺部が薄く均一になっているので、強度近視の方にも快適なつけ心地のレンズとしてかなりおすすめしています。
現在競合する商品を挙げるなら・・・
- アキュビューオアシス(ジョンソン・エンド・ジョンソン)
- バイオフィニティ(クーパービジョン)
でしょうか。
これらの商品は、比較的レンズの柔らかさや装着感の良さに重点を置くユーザーに人気があります。
ただ柔らかめのレンズは、装着した時の優しいつけ心地で勝る反面、形状保持力に劣り、例えばアキュビューオアシスなどは、装着感は良いのですが、ふにゃふにゃして取扱いしにくく、乾燥や汚れによる変形も気になるという声も聞かれます。
2WEEKメニコンプレミオは、ほどよい硬さ(コシ)により、レンズが乾燥してきた時でも形崩れせず、朝装着した時と同じフィット感のまま一日を過ごせるのと、指の上でレンズの形がシッカリ保たれるのではめ外しがしやすい事が人気の秘密のようです。
また、アキュビューオアシスとはBC(ベースカーブ)が全く異なるので、オアシスはどうしても合わなかった方でも、プレミオならピッタリくるかもしれません。
ぼくの個人的な感想としては、アキュビューオアシスよりも2WEEKメニコンプレミオの方が長時間スマホを見ていてもショボショボ感が少ない気がします。
あと、表面処理のないアキュビューオアシスは、脂質などの汚れが付きやすく装着初期でも簡単に曇ってしまうので、2WEEKメニコンプレミオの汚れにくさはポイントが高いですよね。
バイオフィニティも汚れにくいレンズとして非常に評価が高いのですが、2WEEKメニコンプレミオの方がやや安価で購入できます。
2WEEKメニコンプレミオにはUVカット機能はないので、そこが気になる方はアキュビューオアシスを選択した方が良いかもしれません。
2WEEKメニコンプレミオの口コミから評判を徹底チェック
眼科で働いていると、商品に対する忌憚のない意見を聞く事ができます。
ここでは、2WEEKメニコンプレミオの使用者・試用者から聞いた良い口コミ・悪い口コミを比較していきます。
実際にぼくが眼科で2WEEKメニコンプレミオについて聞いた評判は次のとおりです。
良い口コミ
- 2週間交換タイプの中でNo1の酸素透過率だという安心感がある
- マークがはっきり刻印されているので裏表が見分けやすい
- 薄めだけど適度な厚みとコシがあるので、扱いやすくて洗浄もしやすい
- 乾きにくくて快適、長時間装着していても違和感少ない
悪い口コミ
- 装着してからしばらく経つと、なんとなくしみる
- レンズがたわみやすく、数回まばたきしないと正しく装着できない
- エッジが目に食い込み、トライアル10分~30分でも圧迫感が出てくる
口コミでの評判まとめ
実際のユーザーの声を聞くと、純国産、高い酸素透過率、清潔さ、といった理由から「安心感」を2WEEKメニコンプレミオの良い点として挙げている方が多くいらっしゃいます。
また、色々なコンタクトレンズを試してみた方が、「強度近視でも使えるレンズ」「エアオプティクスより柔らかいレンズ」「アキュビューオアシスよりしっかりしたレンズ」「バイオフィニティのような汚れにくさで、もう少し安価なレンズ」と漂流した結果、この製品に辿り着く事が多いようです。
2WEEKメニコンプレミオは、酸素透過率が高い、汚れがつきにくい、型くずれしないなど、安全性と快適性をバランス良く兼ね備えた優秀なコンタクトレンズだと言えます。
しかも安価でコスパが良い。
装用感についての評価もおおむね良いですが、やっぱり最終的には使ってみないと判らないかなと思います。
合わないとレンズを使い続けると、目が充血と違和感でひどい事になるので注意が必要です。
コンタクトレンズは、直径やBC(ベースカーブ)・度数などの数値が全く同じでも、それぞれの素材や製法・デザイン・エッジの形状などの違いによって、装着感や見え方が大きく変わります。
レンズユーザーにとって、特に「着け心地」はレンズ選びの非常に重要なポイントですよね。
同じ2週間交換レンズの中で変更する場合はもちろん、同じメーカーの中で変更する場合でも、眼科検査員ともよく相談して、フィッティングや見え方を確認して、自分にとって一番合うレンズを見つけてください。
2WEEKメニコンプレミオの通販価格を比較
ぼくがおすすめするネット通販サイトの価格比較をしておきましょう。
価格は更新されることがありますので、あくまで目安と思ってください。
1箱 |
2,500円 (送料540円込) |
2,220円 (送料無料) |
2箱 (3か月) |
4,440円 (送料540円込) |
4,480円 (送料無料) |
4箱 (6か月) |
7,760円 (送料無料) |
8,880円 (送料無料) |
6箱 (9か月) |
11,580円 (送料無料) |
13,260円 (送料無料) |
8箱 (12か月) |
15,360円 (送料無料) |
|
さいごに
メニコンから発売の2WEEkメニコンプレミオについて紹介してきました。
メニコンの商品はメルスプランで使用されている方も多いかと思います。
メルスプランは定額制で、確かにレンズをヘビーユーズされている方には非常にメリットの多い使い方です。
逆にトラブルが少ない方や、メーカーとの契約するということに抵抗のある方は、ネット通販などで格安に購入し使っていくこともおすすめします。
メニコンはハードコンタクトレンズ全盛のときから頑張ってきたメーカーです。
ソフトコンタクトレンズにおいても、良い素材のレンズをもっていますのでおすすめです。
エアオプティクスプラスハイドラグライド|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ
エアオプティクスプラスハイドラグライド|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ
今回は日本アルコンが2017年に新発売した2週間交換タイプのコンタクトレンズエアオプティクスプラスハイドラグライドについて、良い点や悪い点、おすすめポイントなどを紹介したいと思います。
2週間使い捨てレンズって、1dayに負けず劣らず種類が多いですよね。
どのレンズにすれば良いのか迷っている方のために、眼科検査員のぼくの目から見たレンズの特徴や、実際に眼科で耳にしたユーザーの生の声をまとめました。
処方箋だけ眼科でもらってきて、購入はネット通販で…とお考えの方には、通販サイトの価格比較も載せていますので、ぜひ参考にしてみてください。
エアオプティクス プラスハイドラグライドのおすすめポイント
商品スペックはこちらから。
商品名 | エアオプティクスプラス ハイドラグライド |
種類 | 2week(近視、遠視) |
素材 | Lotrafilcon A(シリコーン) |
含水率(%) | 33.0 |
酸素透過率(DK/L) | 111.0 |
ベースカーブ(BC) | 8.60 |
度数(P) | +5.00~-10.00 |
直径(DIA) | 14.2 |
中心厚(T) | 0.08 |
ネット通販おすすめ | |
備考 | UVカット機能付 |
公式サイトはこちら
エアオプティクス プラスハイドラグライドは、日本アルコンから発売されていたエアオプティクスアクアの後継商品です。
一見すると、大幅に変わったように見える、この新製品エアオプティクス プラスハイドラグライド(な…長い)ですが、実は、このレンズの方向性としてはそれほど大きな変更はありません。
このレンズの最大の特徴は、なんと言ってもレンズの「汚れにくさ」と「変形の少なさ」です。
2週間交換レンズの欠点は、1日交換タイプと違って長期間使用するという性質上、装用1週間を過ぎた辺りから皮脂や化粧で曇ったり、レンズが乾燥して変形したりして、日に日に不快感が増していく事です。
そもそも、シリコンハイドロゲル素材のレンズは、脂質がつきやすい、という欠点があります。
しかし、従来のエアオプティクスアクア、そして新商品エアオプティクスプラスハイドラグライドは共に、38%という低い含水率と、独自の表面加工コーティングにより、脂質やタンパク質などの汚れに強い、という素晴らしい機能を備えています。
更に今回のエアオプティクスプラスハイドラグライドは、旧商品の良さを引き継ぎつつ、よりパワーアップした表面コーティング「スマートシールドテクノロジー」により、脂質汚れをブロックするだけではなく、涙がレンズ表面に馴染みやすくなり、乾燥に強いレンズとなっています。
汚れにくいという点で、分泌物が付着しやすい花粉症などのアレルギー持ちの方にもおすすめです。
また、高い酸素透過性により、裸眼時とほぼ変わらない98%もの酸素を角膜に届けることができるので、充血などを防ぎ、目への負担が少ないのも特徴でしょう。
現在競合する商品としては、
これらの商品は、2週間交換タイプのシリコーンハイドロゲルレンズの中でも、比較的硬いレンズに分類されます。エアオプティクスプラスハイドラグライドは、上記に挙げたレンズの中で一番硬いレンズになります。
冬場、エアコンが入って乾燥した部屋に長時間居ると、レンズの形状が変わって来て少しきつい感じになる事がありませんか?
あるいは、夕方になると目がパリパリ・しぱしぱして辛い事はありませんでしょうか。
エアオプティクス プラスハイドラグライドは硬めのレンズなので、時間が経ってもレンズの変形が比較的少なく、一日の終わり、もしくは交換日近くに感じる眼球へのストレス(レンズエッジの食い込みや圧迫感、乾燥感)が少ない事もポイントです。
レンズが硬いと、装着一日目のゴロゴロ感が悩みの種ですが、今回の新製品エアオプティクス プラスハイドラグライドでは、保存液を改良することでレンズに保護膜をつくり保水性を高め、装用感をアップしています。
エアオプティクス プラスハイドラグライドの口コミから評判を徹底チェック
ここからは、エアオプティクス プラスハイドラグライドを実際に使っているユーザーの良い口コミと悪い口コミを比較してみたいと思います。
実際に眼科で聞いたりネットで目にした評判をご紹介しましょう。
良い口コミ
- とにかく汚れにくい
- レンズが厚くて頑丈なので2週間使用しても全然へたらない
- 乾きにくい!パソコンを長時間触る人、ドライアイの人に薦めたい
- 夕方頃からのパリパリ感がない
- 形がしっかりしているので、裏表が裸眼でも楽々判別できる
- ゴシゴシこすり洗いをしても破れないので安心
悪い口コミ
- 薄い1dayタイプに慣れているので、厚みのあるレンズに違和感がある
- 分厚いので、まばたきすると瞼にレンズの縁が引っかかり気になる
- ゴロゴロ感や異物感がすごい
- 目に張り付き外しにくい
- 同じ度数でも、他社製品に比べて視力が出づらい
口コミでの評判まとめ
エアオプティクス プラスハイドラグライドは、今まで交換日近くになった時の汚れや曇りが気になっていた、という方から圧倒的な支持を得ています。
また、早朝から夜遅くまで長時間装用する方や重度のドライアイの方からも、乾きにくいレンズとして非常に好評です。
レンズの硬さで形状が保たれる事によって、眼球への食い込み感が軽減されて、時間が経っても乾いた感じがしない=乾きにくいという声が非常に多いのだと思います。
悪い口コミに書かれている「違和感」は、比較的硬くて厚くて大きいレンズである事が原因でしょう。
特に大きさに関しては、他の多くの2週間交換レンズの直径が14mmであるのに対して、エアオプティクスプラスハイドラグライドは14.2mmとやや大きめのレンズなので、異物感を感じやすいのかもしれません。
また、ぼくの個人的な体験談としては、1日交換タイプのレンズやアキュビューオアシスなど、柔らかく薄いレンズを先に使用してそちらに慣れてしまうと、エアオプティクスプラスハイドラグライドの硬さや厚みが気になり違和感を感じる気がします。
しかし、ハードコンタクトレンズや、他の硬めの2ウィークレンズからの乗り換えであれば、エアオプティクスプラスハイドラグライドで言われているゴロゴロ感や異物感は全く気にならないかもしれません。
また、レンズの形状保持力が高いので、装着や取り外しが簡単だと感じる方もいれば、がっちり目に張り付きすぎて何度つまんでも取れない!と悪い評価をつける方もいますが、これは好みと慣れの問題かなと思います。
あとUVカット機能は備えていないので、紫外線を気にする方は、ジョンソンエンドジョンソンのアキュビューオアシスなど他のレンズを検討した方が良いでしょう。
エアオプティクスプラスハイドラグライドの通販価格を比較
ぼくがおすすめするネット通販サイトの価格比較をしておきましょう。
価格は更新されることがありますので、あくまで目安と思ってください。
1箱 |
3,780円 (送料800円込) |
2箱 (3か月) |
6,760円 (送料800円込) |
4箱 (6か月) |
12,920円 (送料1,000円込) |
6箱 (9か月) |
|
8箱 (12か月) |
25,840円 (送料2,000円込) |
エアオプティクスプラスハイドラグライドは現在、レンズモードでの取り扱いしかありません。
前身のエオプティクスアクアと同じ素材を使ってはいますが、価格は1,000円ほど安く購入することもできます。
さいごに
今回はエアオプティクスプラスハイドラグライドについて解説してきました。
まだ新しいので、ネットでの取り扱いはでてきませんが同類のレンズならアキュビューオアシスやバイオフィニティの方が、コストを抑えることができます、
またハイドラグライドになったことでレンズの乾燥などにもつやくなっています。
しかし、ケアなどを適切におこなわなければ意味がありませんのでごちゅういください。
アキュビューオアシス|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ
アキュビューオアシス|おすすめポイントと口コミ、通販価格比較まとめ
今回はジョンソンエンドジョンソンから発売されている、2週間使い捨てレンズアキュビューオアシスがどんなレンズなのか、おすすめポイントなども含めて解説したいと思います。
ぼくは眼科検査員をしているので、実際にユーザーから聞いたレンズの評価や、自分自身のレンズの評価をまとめてみました。
ネットなどの口コミも含めて、良い点や悪い点などを紹介していきますので、どのレンズを買おうか迷っている方は参考にしてみてください。
また、ここでは、アキュビューオアシスの通販の価格比較も行っていますので、通販サイトでの購入を検討されている方は、現在買われているお値段と比べてみてはいかがでしょうか?
アキュビューオアシスのおすすめポイント
商品スペックはこちら。
商品名 | アキュビューオアシス |
種類 | 2week(近視、遠視) |
素材 | Sebofilcon A(シリコーン) |
含水率(%) | 38.0 |
酸素透過率(DK/L) | 129.0 |
ベースカーブ(BC) | 8.40/8.60 |
度数(P) | +5.00~-12.00 |
直径(DIA) | 14.0 |
中心厚(T) | 0.07 |
ネット通販おすすめ | |
備考 | UVカット機能付 |
アキュビューオアシスは、国内初の2週間交換式シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズとして、2007年3月に国内シェア第1位のジョンソンエンドジョンソンから発売されました。
つけ心地が非常に良く、ハイクオリティで安定しているレンズです。
ぼくも使用した事がありますが、このレンズのつけ心地は別格で、まばたきをしてもまぶたが引っかかる感じやレンズのゴロゴロ感が全くなく、コンタクトレンズを入れている事を忘れそうなくらい自然で快適です。
このアキュビューオアシスは、装用時の乾燥感の原因の一つである「まばたきの度に生じるレンズとまぶたの摩擦」を極力なくすために、今までのアキュビューシリーズにはなかった2つの新しい工夫がなされています。
1つ目は、水の分子を引き寄せキープする「ハイドラクリアTMプラス・テクノロジー」を使った独自素材「うるおいシリコーン」を採用し、うるおい成分をレンズ自体に含ませる事で、アキュビュー2週間交換レンズの中では最も高い保水力を実現。
長時間装用してもみずみずしさを保ち、「乾き」を感じないようにしています。
2つ目は、「シルキー製法」という独自のレンズ製法により、レンズ表面を裸眼と同じくらいなめらかにして、乾燥感の原因となるレンズとまぶたの摩擦が極力起きないよう工夫されています。
更に、ぼくからみたアキュビューオアシス独自のポイントは、目に優しく沿うようなカーブデザインと、引っかかりのない鋭角なエッジ、そして他の2週間交換レンズに比べてやや薄めのレンズです。
こうした細やかな配慮がレンズのなめらかさを高めて、まばたき時のまぶたとの摩擦を軽減し、すごく自然なつけ心地に繋がっていると思います。
現在競合する商品としては、
- プレミオ(メニコン)
- バイオフィニティ(クーパービジョン)
これらの商品は、シリコーンハイドロゲルレンズの中でも比較的レンズの硬さを感じさせないと言われています。
その他、アキュビューオアシスの特徴として強調したいポイントとして、このレンズには2週間交換タイプの中では数少ないUVカット機能が付いています。
UVカット機能が付きのシリコーンハイドロゲルレンズは、ジョンソンエンドジョンソン以外にはありません。
紫外線は目には見えませんが、一年中降り注いで目に影響を与えています。
そこで、目の健康に悪いと言う紫外線を、瞳に一番近いところでしっかりカット。
B波は約99、A波は約96%ものカット率を実現しています。
どうしてもUVカットありのコンタクトレンズにしたい、という方におすすめの商品です。
アキュビューオアシスの口コミから評判を徹底チェック
どのレンズを選ぶか迷った時には、アキュビューオアシスを実際に使っている人の感想を聞くのが一番です。
という事で、実際に眼科で聞いた良い口コミと悪い口コミを比較・紹介していきたいと思います。
良い口コミ
- 装着感が良く潤い感もあって、つけていることを忘れる
- 装着した時に眼球にがっちり張り付く感じ(圧迫感)が無い
- 朝 装着して夜 帰宅するまで潤っている
- 毎日長時間使用するヘビーユーザーの自分にはぴったり
- メニコンの2WEEK プレミオに比べてゴロゴロ感や乾燥感が無い
- ネット通販で安価で簡単に手に入り、コスパが良い
悪い口コミ
- メダリストフレッシュフィットコンフォートモイストやエアオプティクスプラスハイドラグライドと比べると柔らかくて取り扱いにくい(人差し指に載せると指に吸着してしまう。)
- 柔らかいので2週間もたずに破れたり、欠けたりする
- 1週間ほど使用するとレンズにコシが無くなり、レンズの縁がたわんできて、目にきちんと張り付かず落ちてしまう事もある
- レンズが薄くて柔らかいので、眼の奥に入ってしまう事がある
- 脂質や化粧などで汚れやすく曇りやすい
口コミでの評判まとめ
ぼくが眼科で聞くアキュビューオアシスの使用者の評判は、総じて高いです。
つけ心地の良さと、お値段のお手頃さ、そのバランスが良い商品だからではないかと思います。
悪い口コミとして紹介した内容も、アキュビューオアシスの最大の特徴である装用感の良さ=薄くて柔らかいレンズ、を追求した結果の副作用だと思います。
柔らかいレンズは、装着した時の目との一体感や優しいつけ心地で勝る反面、比較的硬いレンズに慣れた方にとっては装着したり外したりする時に手間取ったり、柔らかすぎてこすり洗いの時に破れてしまったりするようです。
そういった意味では、悪い口コミに書かれている内容が気にならず、それよりも軽くて潤いあるストレスフリーなつけ心地を求める方にはおすすめの商品でしょう。
逆に、今まで1日使い捨てタイプで比較的硬いレンズ(ボシュロムやクーパービジョンの商品)を使用してきた方や、使い捨てではないハードコンタクトを使用してきた方には、柔らかすぎて取り扱いづらかったり、違和感を感じるレンズになると思います。
また、レンズが薄くエッジが鋭角なので、装用開始してから1週間を超えて乾燥してくると、目に食い込む感じが強い気がしますので、この辺で好みが分かれると思います。
レンズの「つけ心地」はそれぞれのユーザーにより個人差があるので断言は出来ませんが、ぼくの中でも素晴らしい装用感が評価の高いレンズの1つです。
アキュビューオアシスの通販価格を比較
ぼくがおすすめするネット通販サイトの価格比較をしておきましょう。
価格は更新されることがありますので、あくまで目安と思ってください。
1箱 |
2,380円 (送料無料) |
2,680円 (送料800円込) |
2箱 (3か月) |
4,680円 (送料無料) |
4,560円 (送料800円込) |
4箱 (6か月) |
9,200円 (送料無料) |
8,320円 (送料1,000円込) |
6箱 (9か月) |
||
8箱 (12か月) |
16,600円 (送料2,000円込) |
|
一箱単品ならレンズラボが安いですが、2箱以上ならレンズモードが送料を考慮しても格安です。
レンズモードで4箱以上購入するのが、1箱あたりの送料負担が少なくなるのでおすすめです。
(1箱あたりで送料250円ですが、800円を超えない=3箱までは最低送料として800円かかります)
さいごに
今回は世界、国内ともにシェアトップのジョンソンエンドジョンソンのアキュビューオアシスについて解説してきました。
飛びぬけて良いレンズとはいいませんが、悪い所がほとんどなく全てが平均点以上の優秀なレンズだと思います。
比較的誰にでも合わせやすいというのが、シェア1位である所以でしょうね。
迷うならまずは使ってみても良いレンズだと思います。